特化を考える際に気にすべき要素
前回の記事はさすがに感じが悪いと思うので、補足でもう一本。
特化しようと思っている人向けになります。
さすがにVTuberをやっていて、いろんな人に見て欲しいと思っていないという人はいないと思いますが、特に稼ごうと思っていない人は無理に特化する必要はないでしょう。
また、新しいことに次々挑戦したいとか、やりたいことを優先したいという人も特化すつ必要はないんじゃないかと思います。
伸ばし方は本当にいろんな方法があるので、自分のスタイルにあった方法を選んだ方が幸せになれます。
肩書きやキャッチフレーズ
普通はメインとなる活動をもとに肩書きやキャッチフレーズを決めるので、問題ありません。
問題になるのは、意外といる肩書きやキャッチフレーズと活動が違うタイプ。
たとえば、怪談朗読系VTuberなのに、コンテンツはゲーム実況ばかりで怪談朗読がないとかそういうのですね。
こういうタイプに関しては、特化を考える以前に肩書やキャッチフレーズか、活動を見直してください。
説明するまでもないと思いますが、違う肩書きやキャッチフレーズで興味を持ってたどり着いたのに、コンテンツが見当たらないという状態になると、以後、検索等で表示されてもこの動画は違うと認識されかねません。
また、特化する場合には肩書きやキャッチフレーズに直接的なキーワードか、関連するキーワードを入れることを推奨します。
キーワード
特化するに当たり、これがすべてと言ってもいいくらいなのがキーワード。
特化するということは結局のところ、分母を減らして順位を上げることで表示されやすくすることと言っていいでしょう。
YouTubeで『ゲーム』というキーワードを検索される回数は月間平均88000回、『ゲーム 実況』だと43000回とほぼ半分。
その代わり、『ゲーム』の中には『実況』が含まれていないキーワードが多数あり、分母が激減します。
場合によっては『ゲーム』では検索順位が圏外なのに、『ゲーム 実況』では1位という可能性も。
さすがにそれは極端な例ですが、競合する相手が少なく、検索回数が多いキーワードを見つけられれば、再生回数が跳ね上がる可能性が上がるというわけですね。
また、キーワードを増やす他にも、『ゲーム』では範囲が大き過ぎるため、ゲームタイトルに変える等の方法もあります。
例えば、『デッドバイデイライト』での平均検索回数は56000回と減りますが、その分、競合も減るので順位が上げやすくなります。
すごい細かいことを書くと、『ホラゲ』と『ホラゲー』でも検索回数は変わるので、キーワード選定はかなり大事です。、
コンテンツを特化させることでキーワードを設定すれば、後発でも意外と戦えると思います。
ただ、ここで気をつけないといけないので、ニッチならいいというわけではないこと。
『デッドバイデイライト』でも56000回あるからキーワードを増やそうと、『デッドバイデイライト 実況』にすると、検索回数が一気に40回まで減ります。
仮に『デッドバイデイライト 実況』で1位になったとしても、月間で平均40回しか見られません。
あくまでも検索回数がある程度あり、自分が上位を狙えるキーワードを目指しましょう。
動画のタイトル
活動内容やゲーム等のタイトルをキーワードに選んだ場合、動画のタイトルには不自然にならない範囲で、できる限りキーワードを入れましょう。
出来ればキーワードは最初の方に、複数のキーワードの場合はなるべく近くにするといいと思います。
ただ、YouTubeのタイトルの表示文字数は全角28文字までなので、入れた方が特化にはいいですが、絶対というわけではありません。
タグ
多分、動画のタグって設定していても3個くらいまでのことが多くないでしょうか?
VTuberの場合、最終的には自分の名前で検索してもらえるくらいを目指した方がいいんじゃないかと思います。
そう考えたら、タグにも自分の名前、キーワード等の動画に関連した単語を10程度は設定した方がいいでしょう。
ここでも気をつけないといけないことがあって、動画と関連のないタグをつけないようにしてください。
たまに検索で引っかかるように動画に関係ないのに、人気のキーワードを入れてるチャンネルとかありますが、長い目で見たら良いことがないのでやめた方が良いです。
概要欄
とりあえず書きましょう。
毎回同じデータを挿入しているだけのチャンネルって結構多いので、キーワードに沿った説明文を入れるだけでも結構検索で上位になりやすいです。
ただ、こちらもタグと同様に動画に関係ないキーワードを並べまくるのはやめましょう。
場合によってはスパム扱いになり、評価が逆に下がります。
ネタが続くかどうか
タイトルで特化した場合等はネタが続けられるかどうかも気にする必要があります。
せっかく特化したものの、すぐにネタが尽きてしまっては意味がないので、ある程度はネタがもつようなキーワードを選びましょう。
がんばっても、ネタが尽きることはあるので、その場合はつながりがあるようなキーワードを探して、横に展開していくしかないんですけどね。
モチベーションを保てるか
企業勢や生業にしたい個人勢はモチベーションがあろうが、なかろうがやるしかありません。
ただ、別にそこまでではないのなら、やりたいことと特化するかどうかを天秤にかけてもいいんじゃないかと。
現実的な問題として、気が乗らないのに無理に続けたとしてもストレスがたまるだけなので。
なんとしても稼ぎたいということでなければ、特化にこだわらず、やりたいことをやった方が続くと思います。
最後に
これですべてではないですが、最低限このくらい気にしておけば、特化されていくと思います。
実際はこれに公開済みのコンテンツの非公開化とか、SNSからの流入とか、考え始めたら色々あるんですけどね。
コメント