滝不動明王
山形にある不動明王を祀っているスポットで、滝の横に不動明王像が祀られている。
また、木刀と言っていいのか、木製の刀が複数本立てられていて、祀られているんだと思うんですが、凄く無造作な印象。
以前はこの辺りに処刑場があったということですが、それより前から首吊りをする人たちがいた場所らしいです。
心霊スポットとしてよく紹介されているのはこの滝側なんですが、実際はこちらは不動堂の裏に当たります。
本来は表から行くと、首切り地蔵、不動堂、滝という順番になるんじゃないかと。
現在は心霊スポットして呼ばれていますが、本質的には不動明王を祀っているパワースポット。
呪いのような心霊現象というよりは、無礼な行動をとった人間に罰があたっているだけではないでしょうか。
特に無造作にしか見えないとはいえ、祀られている刀をふざけて抜こうとするとか、不動明王に敬意を払わない言動をとるとかは、罰が当たってもしょうがないと思います。
また、首切り地蔵にもいわくがあるんですが、正直そちらはちょっと理解に苦しみました。
まれに他の地域でも聞く話ではあるんですが、農作業をしていた母親が誤っておぶっていたこどもの首を鎌で斬るというもの。
それを悔いて母親の方も死んでしまうというのが割とある話。
言っていることはわかるんですが、農作業中におぶっているこどもの首を斬るという状況がいまいち想像できません。
でも、首切り地蔵系のいわくとしては、なぜかあるんですよね。
多分、このいわくに関連した話として、赤ん坊の声を聴いたり、車で行くと赤ん坊の手形が無数につくという話を耳にします。
また、老婆に出会うと何らかの被害にあうという話もあるんですが、これは老婆と思われてるけど、実はいわくの母親なんじゃないかと思っています。
いまの女性って昔の同年代の女性と比べて若く見えるので、いまの人たちに老婆に見えただけなんじゃないかなと。
ちなみにここも冝保愛子が恐れた場所と言われています。
コメント