犬鳴村

犬鳴村 都市伝説
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犬鳴村

福岡屈指の心霊スポット『犬鳴峠』にあると言われている村。

犬鳴村という名前の通り、犬のような獣人たちの村だとか、狗にまつわるエピソードが多く語られています。

基本的な話としては、地図に記されてない村があり、住人たちは極端に排他的。

よそ者が訪れると斧を持った男たちが襲いかかってくるというのがオーソドックスな内容。

その男たちが獣の血を引いているような感じなんですが、大元とされている2ちゃんねるの犬鳴峠のスレッドではそういった記述はなく、あくまで付け加えられた要素。

また、犬鳴村のモデルと思われる犬鳴谷村は合併を繰り返し、最終的には宮若市犬鳴という地名となり、現在はダムの底に沈んでいます。

都市伝説では旧犬鳴トンネルの先にあるように表現されることが多いですが、トンネルの反対側にいく方法もあるので、トンネルを抜けた先に村があるわけではありません。

ちなみにトンネルのどちら側からも立ち入り禁止になっているのでトンネルには入ることができませんし、周辺も管理区域となっているため、警察がやってきます。

都市伝説の内容としては、看板ネタの『村の入り口に「この先、日本国憲法は適用しません」という看板がある』、『トンネルの前に「白のセダンは迂回してください」という看板がある』というもの、住民ネタとして外部との交流を避け、近親交配や獣姦、殺人鬼化しているようなものが多く見受けられます。

いずれも事実としては否定されていて、都市伝説として語られているような内容のことはありません。

実在の犬鳴谷村は被差別地域でもなんでもなく、都市伝説の内容とは一切関係がありません。

とはいえ、1988年に未成年のグループが車を貸すのを断った男性を旧犬鳴トンネルで焼殺した事件、2000年には犬鳴ダムで死体遺棄事件が起こっていたりと、別の意味で怖い場所ではあります。

また、路面凍結や、そもそも犬鳴峠自体が難所なので事故が多い地域でもあります。

映画版犬鳴村

ゲーム版犬鳴村

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