きさらぎ駅
2ちゃんねる発祥の存在しない駅【きさらぎ駅】で降りてしまった人の話。
2004年の1月8日にオカルト超常現象板に投稿され始めたもので、はすみという投稿主が乗っている電車の様子がおかしいと言い出すところから始まる。
はすみが乗っていたはずの電車は23時40分発の遠州鉄道新浜松駅を発車したもの。
書かれてはいませんが、西鹿島行きの最終電車と思われます。
通勤に使っていて長くても8分程度で着いていたということなので、本来なら曳馬まで乗っていたのでしょう。
しかし、電車は20分以上止まらず、5人くらいいる他の乗客は全員寝ているとのこと。
車掌室はブラインドで見えず、ノックをしても反応なし。
そんなことをしているうちに電車が止まりそうということになり、停車した駅はきさらぎ駅。
しかし、時間からすると終点の西鹿島に着いているはずの時間です。
とりあえず、きさらぎ駅で降りたはすみがオカ板の住人に相談している間に電車は出てしまいます。
ちなみに遠州鉄道にはきさらぎ駅に似た名前の駅はなく、1時間を超えるような停車駅はありません。
電車も行ってしまったため、駅を出たはすみでしたが、民家もなく、草原と山しか見えないらしい。
迎えに来てもらおうと親に電話をしても、場所がわからず、タクシーも同様。
警察にもかけてみるも、いたずら電話と思われる始末。
遠くから太鼓と鈴の音が聞こえる中、終電の終わった線路を歩いていくと、伊佐貫というトンネルがあり、怖いながらもトンネルを抜ける。
トンネルを抜けると先の方に誰かがいて、ビジネスホテルのある駅まで車に乗せてもらえることに。
現在地を聞くと、比奈と答えられるんですが、遠州鉄道の路線とはまったく方向が違います。
しかも、車に乗せてくれた男は独り言をつぶやき出し、車も山の方へと走っていき、様子がおかしくなり、そのままはすみは消息不明になるという展開。
2011年6月30日には自称はすみが都市伝説を集めているサイトのコメント欄に、7年振りに普通の世界に戻ってこれたという書き込みをしていますが、流れからもネタコメでしょう。
もしこれが現実の話だとすると、比奈から山の方に進んでいるので、もしかしたら富士の樹海の方向へ進んでいたのかもしれませんね。
昔はGoogleマップが自由に編集できたため、つくば大学の池の中にきさらぎ駅が設定されていました。
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