薬師堂のマキ
埼玉県さいたま市にある市が指定している天然記念物。
よく誤解している人がいるんですが、薬師堂のマキは地名ではなく、荒川の河川敷にある薬師堂の正面にあるイヌマキのことです。
マキ科の常緑高木で、20m近い巨木なんですが、イチョウの木と対になってそびえたっています。
普通に向かったら、左がマキ、右がイチョウ。
天然記念物として観光資源化しているので、他の心霊スポット扱いされがちなスポットのように立入禁止にはなっていません。
しかしながら、個人的な感想ながら、ここほど心霊スポットとしての賛否がわかれるスポットもないです。
他の心霊スポット呼ばわりされるスポットに関しては、当事者や近隣住民が不快に感じるということも少なくありません。
しかし、この薬師堂のマキにおいては、近隣住民と思えない人々からの批判が多く感じます。
それも攻撃的な言動が強い印象。
もちろんマナーの悪い訪問者や、おもしろおかしく心霊スポットとして扱うことにも問題はあると思います。
ただ、それを差し引いても他のスポットとは一線を画したレベルの激しさだと思うんですよね。
よくある戦争の英霊を貶めるなとかでそうなるのはわかるんですが、弘法大師様の建てた薬師堂をってことではないんでしょうし。
多分、なんらかの正義感だとは思うんですが、配信のために訪れる人はその辺り留意が必要かと思います。
心霊スポットとして有名になったのはゾゾゾが配信した辺りからで、現象としては大きく分けて2種類。
竹藪から人が見ているとか、誰もいないのに人の気配がする等のいないはずの人がいるというタイプ
もうひとつがラジオの音が聞こえるというもの。
ただし、後者のラジオに関しては、とぅーすとらっぷの動画によって、近隣の農家が獣よけで夜間に流しているものだとわかっています。
ちなみにラジオが聞こえる付近の建物に貼られているお札は泥棒よけとのこと。
怪異でもなければ、批判する人たちの主張する心霊スポット扱いしてくる連中への嫌がらせのどちらでもありませんでした。
ただ、ラジオではないですが、なぜか電子機器のトラブルが多いのは事実で、その理由はよくわかっていません。
スマホ等に関しては、単純に電波が弱い可能性がありますが、他の電子機器でもトラブルが起こりやすいようです。
何か磁場でもあるんですかね。
コメント