平和の滝
北海道札幌市西区平和の琴似発寒川の流脈にある滝。
平和の滝という地名から、何かエピソードがあるように思われがちですが、滝そのものに何かあるわけではなく、単に周辺の地名から。
一応、開拓時代に開墾が困難だったため、希望としてつけられた地名ではあるので、まったく意味がないわけではないですが。
琴似発寒川の上流が右股川と呼ばれることから、平和の滝を右股の滝と呼ばれることも。
昔は僧侶の滝行に使われていたということもあり、心霊スポットではなく、パワースポットとして扱われてもいます。
ただ、その逆に僧侶が修行に使わなくなったことで結界が破れ、霊が集まってきているということをいう人たちもいるんだとか。
滝つぼに向かって投身自殺をする人や、公衆トイレで焼身自殺や首吊り自殺をした人がいたとも言われていて、夜中になると声や自殺者の姿が見えるとの噂が。
実際、季節によっては紅葉が見どころだったり、自然な風景が美しい場所で、観光スポットではあるんですが、観光用に開発されているわけではないため、夜中の来訪は不気味に感じてもおかしくありません。
駐車場にある石碑は『韓国人殉難者之慰霊碑』で、連行されたり、出稼ぎにきた韓国人を供養するためのものなんですが、事情を知らない人たちはよくわからない外国人の慰霊碑と思うようです。
そのため、その人たちの怨念がみたいなことを言う人もいるようですが、実際は毎年終戦記念日に韓日友好の広場で慰霊祭が行われています。
心霊スポットとして紹介されることが多いスポットではありますが、具体的には投身自殺した人たちに引きづり込まれるとか、公衆トイレで焦げた臭いがしたら、焼身自殺した霊が現われるくらいなので、パワースポットとして訪れた方が楽しめるかも。
コメント