ブルースカイ
鬼怒川沿いにある廃レストランで、完全に朽ちているものの、パッと見の風景としては植物に包まれた幻想的な建物という印象。
営業していた頃はさぞ素晴らしい眺望だったんだろうということがうかがえます。
1966年にオープンして、1982年にはすでに廃墟になっていたらしいですが、それも当然で立地がかなりおかしい。
どうやら橋を渡る必要があるんですが、一方通行のため、通り過ぎると戻れずにもう一度橋に向かわないといけないっぽい。
もちろん、いくらなんでも眺望のためとはいえ、隠れ家的な小さな店ではないので、そんなところに店をオープンするはずもなく、鬼怒川橋の老朽化による閉鎖が原因らしい。
そのせいでオープンから5年しか経っていないにもかかわらず、アクセスが一気に悪くなり、別の場所に移転したとのこと。。
また、ブルースカイには真偽不明な噂も多く、従業員同士のいじめが原因で女性が店内で灯油をかぶって焼身自殺をしたとか、そのせいで客足が遠のいてしまい、オーナーが首を吊って死んだとかいう噂も。
そのため、ブルースカイには焼けただれた女性の霊や、首を吊ったオーナーの霊が出るとも言われています。
と言っても、前述の通り、移転しているのでオーナーは首を吊ってないですし、女性が焼身自殺もしていません。
ただ、廃墟となったブルースカイは放火されているため、その焼け跡から焼身自殺の話が語られるようになったのでしょう。
オーナーの首吊りに関しては、焼身自殺の噂と廃墟になった理由を連想したものなんでしょうね。
他にもブルースカイの内部は倒壊寸前になっており、階段も枠組みしか残っておらず、普通に2階にはいけない状態。
廃墟巡りや心霊スポット巡りにきた人たちにも荒らされたようで、いつ崩れてもおかしくないと言われています。
しかし、倒壊の危険があるので解体をしようとすると、関係者が急死するという噂も語られているんだとか。
それぞれの噂の真偽はともかく、倒壊の恐れもあるし、管理されている建物なので、夜中に勝手に侵入するのは本当に勧められない廃墟。
モラルとかの話ではなく、自分自身が倒壊にあい、噂の一つになりかねません。
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