人類の大半が人食いゾンビと化した世界で、引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ゾンビの世界で生き残るためのルールを作り、それを実践して生き延びてきた。故郷へ向かう旅の途中、屈強な男タラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会い、ゾンビがいないとうわさされる遊園地を目指してサバイバルの旅を続ける。
シネマトゥデイより。
ほとんどグロくないので安心して観れるゾンビ映画。むしろ、他の新作予告の方がグロくて怖いんじゃないかと。
もっとも、そのおかげでコメディの新作として扱われているので、見つけられない人が多いみたいです。
内容はゾンビだらけになったアメリカで、ルールを駆使して生き延びた青年が、ちょっと変わったおっさんや、詐欺師姉妹とゾンビのいない場所を探す旅をするストーリー。
ただ、ルールは32個あるんですが、作品中ではほとんど活用されず、物足りない気もします。
大量のゾンビに囲まれるのもほとんどないため、ゾンビホラーというよりも、ロードムービーの味付けがゾンビといった方が良さそう。
オープニングのセンスの良さ、バカコメディとしか思えない作風やネタばかりクローズアップされてますが、どうもブラックな風刺が隠れてる気がします。
主人公コロンバスやタラハシー、ウィチタ、リトルロックの設定とかそうですが、単純に思い入れをしないように地名で呼び合うことになったと思われがち。
ですが、コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックともにインディアンの居住地だった地域で、インディアンを追い払った白人をゾンビが追い払うというブラックな風刺。
だからこそ、タラハシーはこの時代にカウボーイなんじゃないかと思うんですよね。やたらとこだわるトゥインキーというスポンジケーキにしても、『ハーヴェイ・ミルク』事件の風刺っぽい。
ネタがブラック過ぎるだろ
という気もするんですが、表立ったネタでもないのでホラーコメディならアリかと思うから不思議です。
1度何も考えずに観て、2度目そういうブラックな部分を気にしながら観ると、2度楽しめる作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(面白いけど、大きな事件とかないので、人によっては退屈かも)
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コメント
ゾンビモノと言うには中途半端な感じもしますが、わたし的にツボでしたわ(^o^)
何でもないシーンですが、コロンバスがタラハシーから貰った酒を窓から投げ捨てるシーンが一番印象強いwwwww
評価が高いだけのことはある映画。
続編超待機である!
ペタありがとうございマス(^-^)
ゾンビものは結構苦手ですがこれなら観れるかも♪
>ら氏さん
コメントありがとう。
個人的には有酸素運動で駐車場ぐるぐる
回るシーンが好き。
続編どうせなら違うルールを実践するシーンを
入れて欲しい。
>hamuさん
はじめまして、コメントありがとうござい
ます。
怖さは皆無なので、ホラーが苦手でも観れる
かと思います。