【ディセント2】
アパラチア山脈の洞窟探検に出掛けた女性6人のグループが行方不明になるという事件が発生。
そのうちの一人、サラ(シャウナ・マクドナルド)だけが血まみれの状態で生還する。
保安官(ギャヴァン・オハーリヒー)が残りの仲間たちの安否を尋ねるが、サラは意識が混濁していたため、救助隊はやむなく彼女を連れて洞窟に向かうが……。
シネマトゥデイより。
評判が良かったためか、パチモンが出まくった作品の正統な続編。ストーリーも続いています。
前作のラストで打ちひしがれたサラですが、いきなり脱出しています。
実は前作のラストが実は心象風景で、実は脱出した時点が現実部分という意見も。
ただ、それは多分間違いで、実際は建物から出てきたようです。
レビューを確認してみたら、前作は本当に誤解を生むシーンが多かったようですね。
今回のトラブルメイカーは保安官でボスと呼ばれているおっさん。
本当にホラーに出てくる偉そうな
おっさんはろくな事しません。
拳銃暴発させて洞窟内で落盤起こしたり、明らかに危険な状況なのに手錠してみたり。
【フィースト】の『バーテン』に比べたら可愛いもんですが。
さすが、行方不明の5人を探すためとはいえ、記憶喪失の人間を連れて行く無茶をするだけあります。
また、前作でどう考えても死んだと思われていたジュノが、【トゥームレイダー】のような格好で復活。
地底人を虐殺し続けて生き残った模様。
バイオレンス度が跳ね上がったサラともども残虐超人のようです。
最終的にはキャメルクラッチで身体を真っ二つにした相手をラーメンにして食べるのかもしれません。
でも、この作品の語るべきところは賛否どころか、困惑しかされなかったラスト。
こんな蛇足なエンディングはそうそうありません。
伏線は張ってありましたが、生存者が出て終わりでよかったんじゃないかと。
ネットでは色々と推測が語られていますが、みんな根っこの部分を忘れているようなので、納得いく理屈はいまだ見出せず。
あのラストでなければ、かなりおすすめな作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(ラストの評価込みでこの評価)
コメント
ディセントは、あらすじを何かで見て少し知っていましたが、
enta_mattariさんのレビューを拝見して、無性に観たくなってきました( ̄▽+ ̄*)
1作目と2作目の赤字のツッコミがツボでした。
実際観てジュノとおっさんを確かめなくちゃ!
(【フィースト】の『バーテン』とやらも気になりますが…)
時間が出来たら、2作続けて観てみようと思います。
次の更新も楽しみにしています。
>eiriさん
コメントありがとうございます。
モンスターホラーにありがちなエゴの塊な
感じな上、ろくでもないことばかりして、
周囲が迷惑をもたらす人物たちです。
地底人が全裸なので、ちょくちょく汚い尻が
アップになったり、排泄シーンとかあったり
するので、みんなでとかは避けた方がいいと
思います。排泄の方はどっちかというと、
小ネタ的に苦笑いするところですが。