【地獄の変異】

地獄の変異 レビュー
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【地獄の変異】


地獄の変異

1970年代のルーマニア。カルパチア山脈奥の修道院跡に男たちが財宝を探しにやってくるが建物が崩れ、彼らは闇に消えてしまった。その30年後、地質研究者のニコライ博士(マーセル・ユーレス)は、カルパチア山脈地下に巨大な水の流れを発見。精鋭のダイバーチームのメンバーであるジャック(コール・ハウザー)らを呼び寄せ探検を試みるが……。

シネマトゥデイより。

ネットのレビューでは酷評されてることが多いですが、

SFモンスター好きには良作

だと思います。

多分、予告のインパクトが強いため、シュールな作品を期待していたり、ホラーと書いてあるのに怖さはないせいかと。

内容自体は怪物がいる巨大な洞窟に閉じ込められた調査隊が、脱出を試みる定番なストーリー。

ただ、結構早い段階で真相がわかってしまうため、ホラーというよりはSFモンスターものに近い作品になっています。

環境に適応するために変異した怪物の造形が、モンスターものとしては様々なシチュエーションに適応してはいる反面、奇妙なことに。

基本的には蝙蝠に近い変異をしているんですが、洞窟内で外に出ないのなら翼は邪魔だろうし、翼や体毛があるのに水中に普通に入ってきます。

もっとも、この作品の怖い部分は怪物に襲われることではないし、普通に観ていたら多分そんな事気になりませんが。

途中からは様子のおかしい仲間に対して疑心暗鬼になったりする展開で、【遊星からの物体X】のような印象を受けます。

結局、様子のおかしい仲間は何がしたいのかわかりませんでしたけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(川口浩探検隊のような予告じゃなければ正統派SFホラーだったはず)


地獄の変異

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