ルーマニアの刑務所を出所したニッキー。
男と駆け落ちした娘イライザを取り戻しに、旧友ジミーとともに彼らの滞在先へと乗り込んだ。
半ば強引に娘を連れて帰ろうと、男を車のトランクへと手荒に押し込み人通りの少ない真っ暗闇の林道を走行中、何かが体当たりしたのか強い衝撃で車は崖から転落し大破してしまう。
大ケガを負いながらも一命を取り留めたニッキーら4人。
助けを求めて歩き彷徨う中、森の奥深くにひっそりと佇む廃ホテルを発見した一行は、夜が明けるまでの間、ここで過ごそうと建物内に足を踏み入れるのだった。
それが悪夢の始まりだとも知らずに…。
シネマトゥデイより。
刑務所から出てきたおっさんが、友人のジミーに付き合ってもらい、娘を騙して駆け落ちした男をトランクに突っ込み、娘を連れ帰ろうとしていて事故る。
ジミーはかなり大怪我な様子だが、携帯も通じず、助けも呼べそうにない。
なんとか近くに廃ホテルを発見して、夜明けを待とうとしていたが、散策していて先客を発見。
なんと相手は捕らえた女をさばいて、バーベキューのように食べている食人集団だった。
外に出れば簡単に見つかってしまうため、隠れられるところを探すことにするという展開。
悪くはないんだけど、
華がないというかパッとしない。
主人公側のメンバーが、おっさん、おっさんの友達で、割とガタイのいいおっさん、おっさんのきれいな娘、娘の恋人だったジャンキー。
娘はともかく、主人公のおっさんも、【ダイ・ハード】のマクレーン刑事を劣化させた感じだし。
食人集団も小汚いだけで、リーダーっぽいコートの男と、女くらいしかキャラに印象がない。
いまいち見分けがつかないので、食人集団の人数がよくわかりませんでした。
駆け引きとか、バトルアクションもないので、メリハリも感じない。
戦ったのが全部なら、撃ち殺してたら終わりだったんじゃないのというくらい、食人グループが脅威でもないし。
グロい感じの残酷描写もほとんどないし、予算がそうとうないんだろうなという印象でした。
とはいえ、はじめから低予算のB級アクションホラーと思って観たら悪くはない作品だと思います。
オススメ度（１０段階）……★★★★
（さすがにオススメはしづらい。）
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