【Z Bull ゼット・ブル】

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様々な兵器を生産する軍事大企業アモテック社。

そのアモテック社の経理部で働くデズモンドは、リストラ候補にも挙がる冴えないサラリーマン。

ある日、デズモンドはいつものように遅刻して出勤するが、社内の様子が何かおかしい。

社員たちは、試作品の兵器である集中力強化ドリンク剤「ゾルト」を飲んでいた。

しかしそれは失敗作で、社員たちは狂暴化し日頃のうっぷんを晴らすかのように殺し合いを始めていた…。

「Oricon」データベースより。

以前見た【Z Inc. ゼット・インク】と雰囲気似ているなあと思いながら視聴。

いや、まあタイトルも似てるんですが。

リストラ候補の青年が、エナジードリンクを飲んでおかしくなっている同僚たちがはびこるビルの中を片思い中の女性と、難を逃れた同僚と脱出するという展開。

部署同志の対立や、普段のしがらみ、野心による下克上等があらわになるんですが、薬の効果で割と簡単に人を殺します。、

ある人物が薬の効果でおかしくなったり、元に戻ったりするのも面白い要素。

この作品自体ゲームっぽいんですが、ゲームであったら面白いなと思う感じで、仲間が足を引っ張ってくるおかげで脱出の難易度が跳ね上がったりとか。

攻撃できないようなことを言っている割に、案外えぐいことするやつとか。

展開的には脱出するためにあっち行ったり、こっち行ったりするだけなので、

頭を使うことなく見れる

と思います。

キャストも地味に豪華で、主演は【マレフィセント】のフィリップ王子や、【パイレーツ・オブ・カリビアン】でヘンリーを演じていたブレントン・スウェイツだったし、ヒロインは【ドント・ブリーズ】で主演だったジェーン・レヴィ。

ジェーン・レヴィって【死霊のはらわた(2013)】のミアも演じていたんですね。

デズモンドのイカレた上司のナスバウムとして、【シャザム】やTVシリーズの【CHUCK】のザッカリー・リーヴァイが出ています。

【CHUCK】のイメージだと全然別人ですけどね。

やや残酷なシーンもありますが、ブラックコメディに近い作品なので、意外と見れるかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(シーンを見逃しても特に問題なく見れる作品。)

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レビュー
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