アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、レッドクイーンから48時間後に人類が滅びると告げられる。
そして、宿敵アンブレラ社が放った膨大な数のアンデッドが地上を占領。
アリスはラクーンシティに戻って、生還したクレアやコバルトらと合流し、アンブレラ社の心臓部であるハイブを潰そうとするが……。
シネマトゥデイより。
【バイオハザード】シリーズ完結となる本作。
アリスやレッド・クイーンの正体や、アンブレラ社の目的が明かされます。
前作のラストでファンタジー世界みたいになってしまいましたが、世界は完全にゾンビやクリーチャーが支配している状態。
アリスも脱出した仲間たちと一緒にいるかと思ったら、また一人旅をしていました。
怪物に襲われ、建物に入ったアリスの前にレッドクイーンが出現。
現在、人類は4000人程度になっていて、48時間後にはゾンビたちがシェルターを襲い、人類は絶滅すると告げてきます。
そこまで減ったら文明の維持なんて出来なさそうなものですが、散布用ワクチンを使えば、T-ウイルスに感染した生物は死亡するため、人類を救えるらしい。
ワクチンはハイブにあり、原点回帰とばかりに1作目の舞台となったハイブへと向かいます。
アンブレラに追われながらも、ハイブに近づいたアリスは砦のようになっている高層ビル群でクレアと再会。
アンブレラとゾンビ群と戦った後、そのグループを仕切っていたドクたちとハイブに向かうことに。
このグループの中にローラがいるんですが、必要なキャラだったかは微妙な感じ。あっさり死んじゃうし。
日本製のゲームが原作なので、サービスみたいなものかなという印象でした。
ローラの方もいつものおバカキャラではなく、普通に演技していたので、全然気にならなかったです。
クリーチャーやトラップで仲間たちを失いながらもハイブを進むアリスたち。
1作目の大変さはなんだったんだろうという感じであっさりたどり着きます。
いつものビームによる防衛システムも健在ですが、建物自体はわりとボロくなってました。
ウェスカーや、すべての元凶であるアイザックス博士との決着というか、落としどころは不満な人も多いようですが、案外納得できるんじゃないかと思います。
【バイオハザード3】に登場したアイザックスがクローンだったとかいうのは、後付けにしか思えませんけどね。
自分はシリーズを通して観ているので、
シリーズを補完しつつ、結末を見る
という楽しさがありますが、この作品だけを初見で見たらわけがわからないし、つまらないかもしれません。まともなバトルアクション少ないし。
観るならシリーズを観てからをおすすめします。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(シリーズの結末としては面白いけど、この作品だけ観ると、最終回だけ見るようなもの。)
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