静かな島・ホワイトサンドのビーチでパーティーを開催していた若者のひとりがサメに食いちぎられるという事件が発生する。しかし、現場は海中ではなく満潮のラインをはるかに上回る陸地だった。
「キネマ旬報社」データベースより。
水陸両用のサメが人を襲いまくるという荒っぽいストーリー。完全にB級というか、C級作品なんですが、個人的には楽しめました。
87分しかないのに、数分に1回はツッコミを入れたくなるようなことばかり置きます。
オープニングからして、オフロードバイクよりも速く泳ぎ、喰いちぎって動けなくなったところを襲うのではなく、地中に一瞬で引きづり込みます。
話が進むと、歩いているわけでもないので振動を起こしてもいない相手をピンポイントで飲み込んだり、
アクロバットな食べ方
を見せてくれるんですよね。
フラグ立てたら基本的にそのまま食われるし。凄いのになると、生首だけ残して食べるという離れ技まで。その方が難しいだろうに。
もっとも、ヒレが横についているサメがどうやって地中を進んでいるかも不思議なんですが、仮に噛み進んでいるとしたら、どうやってバックしているのかと。
そして、水中と地中ってどうやって呼吸してるのかとか、その程度はツッコミどころにならないくらい笑えます。
本来、パニックムービーのはずなんですが、あまりの弾け振りにパニックコメディにしか見えません。
本音を言えば、こんな酷い作品はないと思います。でも、多分テレビで流れてたら、ついつい何度でも観てしまうと思うそんな作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(B級グルメみたいにランキングを競ったら、上位に入れると思います)
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