【エスケイプ・フロム・リビングデッド】

スポンサーリンク

【ブレア・ウィッチ・プロジェクト】や【クローバーフィールド】のようにカメラ視点がメインの作品。わかりづらくて、2回観てわかったとおもったものの、このレビューを書くのに「あれ?」となって3回観ました。

そんなわかりづらい作品のざっとしたあらすじ。

アジアから発生したといわれる謎のウイルスがイギリスにも上陸。政府の対応が遅れ、情報が錯綜していた。

記者(※1)のヴァネッサ、プロデューサー(※1)のアンディ、リポーターのリアン、カメラマンのマットの4人は正確な情報を伝えようと、取材先であるサウスゲートへと赴く。しかし、取材対象の人物どころか、村中のどこにも人の気配はなかった。

ロンドンでも感染が拡大し、交通が寸断されてしまい、身動きの出来なくなった4人は、取材対象の農家に泊まらせてもらおうと中へと入る。やはり中には誰もおらず、先ほどまでは何とか通じた携帯電話も通じなくなり、固定電話すらも使えなくなっていた。

状況の突然の悪化に戸惑っていると、突然停電が起こり、村中に歩く屍が現われる。

その1ヶ月後、ジョン、グレッグ、エリザベスの3人は、逃げ場を求めてさまよっていた。途中、先ほどまで死んでいたはずの死体に襲われたが、なんとかそれを倒す。

工具や無線の部品をとりに立ち寄った街で、どうやら他にも生存者がいて、無線を流していることを知り、食料を調達して更なる逃避行を続けていく。

同じ頃、ジョンたちは知らないが、無線を流しているグループはサウスゲートの北にある農場に立てこもっていた。

スー、アナ、ジェフ、ゴーク、ジェームズたちは立てこもりを続けていたが、食料もあと数日分、燃料も底を尽きかけている。

その上、感染者たちは高速道路側から次々とやってくる。先の見えない状況に苛立ちを募らせていた。

そこへ周囲の探索に出ていたアーミンが食料のある地域を見つけてくる。しかし、そのアーミン自身がすでに感染してしまっており、縛りつけるしかなくなっていた。

それぞれのグループが状況に追い詰められていたが、本当の恐怖は別なところにあった……。

近々公開のジョージ・A・ロメロの【ダイアリー・オブ・ザ・デッド】のローカル版のような感じ。というか、原題なんてTHE ZOMBIE DIARIESだしw もっとも臭い的には【食人族】ですが。

時系列が正しい順序じゃないのと、登場人物が明確に見分けがつかない上、洋画の場合は呼び名が固定じゃないことがあるので、ちゃんと観ないと勘違いするかも。自分はてっきり2グループの話だと思って観てました。

ただ、ゾンビ映画としては割と正統派と言うか、古典に近い作風に仕上がっています。少ない人数でうまく撮ってる印象ですね。

気になる点は、ジャーナリストグループの夜あふれ出す感染者たちが日中ひとりも見つからないこと。夜活性化するんだと、他のグループのシーンで日中出歩いてるのがおかしくなるし。

もう1点、どうやって生き残ったのか不明な人物がいるんですが、それが不思議でたまりません(ここも時系列違うのか?)。

※1:たぶん。明確には書かれてないので、言動から推測。

オススメ度(10段階)……★★★★
(劇場未公開としては出来が良いけど、メジャーレベルではないので)


3年絵日記
↑真相とかでなくても、3年もつけてたらそれはそれで凄いと思う

blogram投票ボタンにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

《関連リンク》

レビュー
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました