【見える子ちゃん】第11話 「見る?」
どうやら遠野善のエピソードで終わりらしい。
オープニングはこどもの頃の善の話から。
こどもの頃の善はまだ普通の子で、ともだちの誕生日に行こうとするくらい他人に興味があったらしい。
テストでも高得点をとるくらいに頭もよかった。
しかし、善の母親は100点でないのに、ともだちの誕生日を祝いに行こうとする善を責める。
どうやら善の父親は、善の母親を裏切って離婚したらしく、善の母親は善を支配しようとする毒親だった。
本編では、学校で相変わらずな調子で授業を進める善。
やばそうなやつの姿は見えないが、ハナはやっぱり生命オーラを消費するらしく、隠れてパンをむさぼっている。
そんなハナを心配したみこは、また猫の霊が増えている善のことをつけることを決心。
やたらと路地裏を選んで通る善をつけるが、やばいやつは善の体内にいたらしく、善に視線を送ると現われれ、「見るな」と警告を発する。
やがて、猫を見つけた善が手を伸ばそうとしたのを見て、みこは制止の声をあげてしまう。
猫を抱いているみこを見て、2話で猫を渡してくれなかった子だと思い出す善。
やばいのが現われたのを見て逃げ出すみこだったが、転倒している間に善に追いつかれる。
問い詰めて近づいてくる善に、逃げ出そうとする猫。
道路に飛び出したところに車が来てしまい、ひかれそうになったところに善が飛び出し、跳ねられてしまう。
回想に入り、小学生である善は母親に逆らうことができずにいたが、ある日出会った猫を隠れて飼い始めることに。
しかし、そんな密かな喜びも許されず、猫は母親に駆除されてしまうのだった。
病院で目を覚ました善に、猫は自宅で一時的に保護していることを告げ、お互いの誤解を解消する。
善は猫を虐待しているのではなく、虐待されているのを知り、路地裏をパトロールしているだけだった。
保護した猫は小学校の友人で獣医のサトルに引き渡しているらしい。
猫の霊たちは、どうやら見つけたものの、救えなかった猫たちのようだった。
善の方も自分をつけてきて、猫を引き渡そうとしないみこが実は虐待の犯人なのではと疑ったとのこと。
その後、サトルに善の母親の話を聞き、善に憑いているやばいのは母親の霊だと確信する。
また、サトルとの話の中でともだちが困っていたら助けるという言葉にハッとさせられるみこ。
病室に戻り、保護した猫を善に飼って欲しいと提案する。
すると、悪霊としか思えない母親の霊が現われ、「見るな」と発し続ける。
はじめは善と話しながら、目を逸らしていたみこでしたが、はっきりと霊を見据えます。
そして、霊に向かって、善を自由にするように告げると、病室から飛び出していく。
自分が見えていると理解した霊は廊下へと追いかけてくるが、狐の巫女たちによって打ち倒された。
しかし、宣告されていた3回目になってしまい、何が起こるのかというところで今回は終了。
見える子ちゃんは、霊と向き合う決心をしたようですね。
よくあるコメディ作品の最後に近づくにつれてのシリアスストーリーといった印象。
原作はまだ続いているんですけどね。
今回Cパートはなし。
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