ウォーターマーク
ネットで使われる場合は、基本的にドキュメントファイルや画像ファイルに入れられている画像やロゴ、テキストでの透かし。
名前の由来は紙の透かしが水に濡らすことでマークが浮かび上がることから。
わかりやすいものだと、画像にSAMPLEという文字が入っているものを見たことくらいはあると思います。
いわゆる透かしなので、半透明なことが多いですが、目的自体は著作権保護のためなので、必ずしも半透明ではありません。
特にデジタル映像作品はコピーができてしまう関係上、入っていることが多くなってきています。
テレビ朝日とかがわかりやすいですが、CM開けに左上にテレビ朝日のロゴがアニメーションで表示されることがあるのもウォーターマークです。
よくこのウォーターマークを削除するアプリやサービスがあるのと、ネットで検索しても違法かどうかがわかりにくいため、たまに違法ではありませんと説明されています。
ただ、この説明が適当なせいでウォーターマークを削除して使っても平気と解釈する人がいますが、それは誤解と言っていいでしょう。
あくまでウォーターマークを削除する行為が違法ではないだけで、ウォーターマークを削除した画像や映像を使うことが違法じゃないわけではありません。
また、ウォーターマークが著作権保護のためについているという性質上、リッピング同様コピーするために削除した場合は違法と考えられる場合もあるようです。
特にストックサイトで管理されているような映像や画像に関しては、違法かどうか以前に規約に記載されていることが多く、勘違いかどうかに関係なく、ウォーターマークのあるなしに関係なく無断使用をすれば料金が請求されることがありえます。
以前見かけた件では無断掲載で数万円×日数で数百万請求されたというものも。
ちなみに商用利用も同様で、たまにウォーターマークがついている画像をデザイン資料に使い、OKが出たら購入するという人を見かけますが、あれも本来NGなので訴えられることがありえます。
どうしてもウォーターマークを外して使わないといけないなら、使用料を払うか、弁護士に相談した方がいいでしょうね。
コメント