スパナ
YouTubeにおいてはモデレーターのことで、モデレーターとして指定されると名前の横にスパナマークがつくことから由来。
ここではYouTubeでのモデレーターについて説明しています。
モデレーターの役割
一般的なモデレーターの仕事はチャンネル運営が円滑にできるようにサポートをすること。
それにともない、配信の告知や、メッセージの削除、特定のリスナーの非表示、タイムアウト(5分間のコメント禁止)、AIに不適切と判断されたメッセージを表示するかの判断をすることになります。
モデレーターという名前の意味合いとしては、司会という意味合いもあり、有能なモデレーターはそれ以上の働きをしてくれる人も。
配信者でなくても対応できるリスナーの質問にチャットで返答したり、出てきた話題を検索して調べたり、必要ならurlをチャットに貼ったりとかゆいところに手が届くレベルの人も存在します。
少人数の間はまだチャット欄も配信者が管理できますが、ある程度の人数になったり、参加企画や多人数コラボとかを配信しだすと、チャット欄に対応するのがほぼ無理。
特にあらしや厄介なリスナーが現われ始めた場合は、モデレーターを配置することが解決につながることも。
実際の運営については、チャンネル所有者が実質モデレーターと同じ役割をして、配信者は朗読のみというちょっと特殊な環境で、VTuberではないですが、【怖い話 怪談 朗読】の所有者である彼岸さんは理想的なモデレーターと言えるので、参考にするといいでしょう。
モデレーターの条件
そんな重要な役割を持ったモデレーターですが、指定はチャンネル単位で、チャンネルの所有者が他のチャンネル所有者を指名することでモデレーターにできます。
上限はないようなのでしようと思えば、何十人でも指定できますが、前述の通り、大事な権限を付与することになるため、リスクをともないます。
比喩ではなく、チャンネルを生かすも殺すもモデレーター次第とも言えるので、指名は慎重にする必要があります。
配信者は慕われてるのに、モデレーターの言動で過疎ったチャンネルとか実際にあるようですし。
少なくとも、ある程度ひととなりを知っていて、配信者の意思を尊重してくれる信用できる相手を指定するようにしてください。
お互いに持ち回りでモデレーターをする場合は、活動時間が被ってない相手にしましょう。
そうでないと、クリスマス等季節のイベントで日にちが固定の場合、お互いがモデレーターを務められないので。
また、個人的には収益を目指している人は収益を目指している人を、収益度外視のエンジョイ勢は同じくエンジョイ勢を指名した方がいいでしょう。
あと、Twitterでモデレーターをやらせてくださいと募集している人や、クラウドソーシングサイトでモデレーターを有料でやりますという個人は避けるべきだと思います。
前者はモデレーターについて理解してない危うさの方が強いのと、後者は報酬を求めることが問題ではなく、一般的な配信者の場合、配信者か、モデレーターのどちらかが割に合わなくなるので継続が難しいため。
モデレーターの指名と解除の仕方
配信中ならチャットをしていれば、チャット欄の名前の横にあるメニューから『モデレーター追加』。
YouTube Studioからの場合は、左側のメニューにある設定からコミュニティを選択。
モデレーターを追加のところに指名するユーザーのチャンネルurlを入力。
また、公開されたコメントを表示して、コメントと一緒に表示されたアカウントの横にあるメニューから『コメント管理者として追加』でも指名できます。
なんらかの理由でモデレーターを解除しないといけない場合は、YouTube Studioからの場合は、左側のメニューにある設定からコミュニティを選択。
表示されているモデレーターの横に×印があるはずなので、それをクリックすると削除されます。
YouTube Studioで指名、解除した場合、下の方にある保存をするのを忘れないようにしてください。
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