アガリビト
九州等の人間の手が入っていないような自然の中で現れる人型の何か。
見た目としては裸の人間で、話によって会話ができたり、できなかったり。
その正体も神だったり、神のような存在だったり、元人間だったり様々。
とはいえ、メジャーなのは元人間のパターンで、自然における神のような存在に魅入られて、やはりアガリビトのような姿の何かを見た人間が後日失踪。
失踪後、その人物もアガリビトとなり、裸で活動するようになる。
自然における神のような存在の庇護下にある間は知性や意識をある程度有しているものの、庇護下から外れるとそれらを失うらしい。
庇護下から外れても、再び庇護下に戻ると知性や意識が戻るとのこと。
ある程度のコミュニケーションはとれるものの、人間の価値観とは変わっているので、何をするかまったく予想できない様子。
そのため、もしも人がいないような場所で裸の人間を見たら、それはアガリビトなのでとにかく逃げろと言われています。
もっとも、屋外で全裸の人間がいたら、アガリビトでなくても逃げた方が良さそうですけどね。
ちなみにアガリビトの由来は、人間としての人生からあがって、ひとつ上の存在になったと考えられることからのようです。
コメント