過去に新薬の失敗で両親の自殺があった産婦人科を引き継ぐ長男・緑川拓氏(児玉安男)。父の代では病院も繁盛していたが、拓氏が引き継いでからというもの、まったく客が寄りつかず、妻にも出ていかれ娘のルリ子(椎名愛)と2人で病院を守っていた。
ある日拓氏の弟・蓮(ホリケン。)が助手の成美(夏井亜美)とやってきて、父の新薬エボリューションの実験をしたいと申しでる。
拓氏はエボリューションが完全な薬でないことを知っており、実験を反対するが蓮は拓氏の愛人・ゆかり(松本亜璃沙)を実験台に強行するのだった。
しかし、エボリューションの生成に成功した成美にはある企みがあった。ルリ子の恋人やゆかりの旦那も巻き込んで、病院内ではゾンビ対人間の戦いが始まろうとしていた。
公式より。
このあらすじで借りるととんでもない目に合う【ゾンビ・オブ・ザ・デッド】の3作目。しかも、これだけ何故か邦画。
1作目の感想の際にあまりの酷さを語りましたが、これはそれ以上。というか、ただの
質の悪いセクシービデオ
としか言いようがないです。かと言って、アダルトビデオですらないので、箸にも棒にもなりません。
オープニングからゲイ? との情事。その後も森本レオのような俳優と幸薄そうな女性や、タムケンと夏井亜美の擬似行為があるくらい。
主人公の椎名愛と泥棒の面白くもない下ネタ満載のコントとかイライラします。
登場人物もゾンビ合わせて12人という少なさ。しかも2人は回想シーン、4人は登場時点でゾンビ。
その上、食われた結果ゾンビになったシーンのある人物もなく、捕食シーンも首筋に噛み付くか、芸人の取り囲まれている間に裸になる芸のような感じ。
アダルトビデオが恥ずかしくて借りれない人のために作ったのかと思うような作品でした。
家族や恋人とは観ない方がいいでしょうね。ホラー的なシーンなんて数分だし、それすら怖くないので。
オススメ度(10段階)……★
(どれくらい酷いかを知りたい人だけ観ればいい作品)
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