【エクソシスト／The Exorcist】

人気女優のクリスは新作ロケのため、ワシントンに一時的な借家住まいをする。だが、それと時期を同じくして、一人娘のリーガンの身に異変が起こり始めてしまう。

リーガンは悪魔にとり憑かれており、少女を救うためにやって来た2人の『エクソシスト』たちは、悪魔を祓うため、壮絶な戦いを繰り広げる。

数少ないアカデミーの部門賞を受賞したホラー映画。ちなみに他にホラー映画と認識しているもので、アカデミーの部門賞を受賞しているのは、【スリーピー・ホロウ】と【狼男アメリカン】。

個人的には『怖い』というより、『汚い』イメージ。ただ、実際に現場にいたら、あまりの

狂気的な空間に

怖さを感じそう。

何しろブリッジした化け物が出て来たり、首が180度回ったり、悲鳴をあげているのにベッドでのたうち回られたら溜まりません。

得体の知れないスライム撒き散らかしたり、下腹部に十字架突っ込んで血まみれとか、母親の顔を股間に押し付けるとか、もう何がなにやら。

もっとも、緊張感を高めるためにと拳銃やショットガンを持ち込むウィリアム・フリードキン監督が一番サイコな気がしますけどね。

ただ、ちゃんとオカルト映画としてみたら、エクソシストVS悪魔という真面目な作品なので、普通に楽しめるかと思います。

また、サブリミナル的に悪魔のような顔がカットインしたり、映り込んだりしていることでも有名な映画で、脈絡のないところでも出てきたりするため、心霊現象と勘違いされることが多いです。

基本的に【DEATH NOTE】の『リューク』みたいなのは仕込みです。あと、とあるシーンでは、何故かローマ字で『TASUKETE（助けて）』と書かれているシーンも。

何度か観ている人はディズニーランドで隠れミッキーを探す気分で、そういうシーンを探すのもいいかもしれません。

そういえば、この作品は複数のバージョンがあるようなんですが、実はディレクターズカット版しか観たことがなかったりします。正確には観たけど覚えてないですが。

いつも暖かいエンディングだと思っていたんですが、どうやら違うエンディングがあるらしくって、そちらだと悪魔の勝利を描いた作品に見えるらしいんですよね。

いつか観てみたいですね。

オススメ度（１０段階）……★★★★★★
（痛汚い印象がオススメ度を減らしている感じ。）

予告

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