男女6人がルームシェアをしながら、それぞれの抱く夢をかなえようと猛進する姿を追うテレビ番組「テラーオブハウス」。
女優を目指す智子(山崎真実)や漫画家として成功しようと作品を描き続ける由佳里(小西キス)、作曲に打ち込む卓哉(岡安旅人)らが住んでいた。
そこに美咲(池田光咲)という女優志望の新メンバーがやって来る。
しかし、夜中に奇妙なノック音が響き、窓に不気味な女性の姿が浮かぶなど、異様な現象が起きるようになり……。
シネマトゥデイより。
夢や志望を持った男女がシェアハウスで共同生活を送る【テラスハウス】をモチーフにしたホラー。
入れ替えメンバーとしてやってきた野々村美咲という女優志望の女性と、ちょっと遅れてお笑い芸人を目指している田宮篤郎が訪れる。
最初、リビングではアーティスト志望のロドリゲス卓哉が作曲をしていて、漫画家志望の深川由佳里がそのテーブルの下から現れます。
そのシーンですでに違和感を感じるんですが、他のメンバーである女優志望の松本智子、メイクアップアーティストの前田圭介の紹介が終わり、話が進んでいきます。
日常らしい映像が続くんですが、どこかがおかしい。
やがて、夜中に不審なノックが響いたり、窓が割られたり、不気味な女性の姿が浮かんだりと、おかしな現象が起こります。
そんな日々が続くんですが、書き続けているはずの卓哉の作詞が白紙だったり、由佳里の漫画も進んでいない。
怪現象は何度も起こり、あまりにも異常な状況から美咲はある結論にたどり着くという展開。
一応、ホラーではあるんですが、どちらかというと不思議な話に近い。
そして、あまりにもダラダラした感じで、本来なら衝撃的なはずの展開なのに、なんの驚きも感じません。
むしろ、
ある人物の背中にデッキブラシが刺さっているのに普通に生活している
というシーンしか印象に残りませんでした。
舞台だったら面白かったのかもしれませんが、予想から外れることのない結末にもガッカリした作品。
オススメ度(10段階)……★★★
(Amazonプライムで無料視聴だったので、悪くはないかなという評価。)
コメント