【ペット・セメタリー(2019)】
ペット・セメタリー(2019) ブルーレイ+DVD [Blu-ray]
妻子と田舎に引っ越してきた医師のルイス(ジェイソン・クラーク)は、新居の裏に動物用の墓地があることに気づく。
新天地での生活にも慣れてきたころ、飼っていた猫が事故で死んでしまう。
ルイスは墓地の向こうにある森の奥深くに猫を埋葬するが、その翌日に凶暴化した猫が現れる。
やがて彼は、この場所が先住民によって語り伝えられてきた秘密の森だと知る。
ある日、娘のエリー(ジェテ・ローレンス)が交通事故で命を落とす。
シネマトゥデイより。
スティーブン・キングの原作を映画化した【ペット・セメタリー】のリメイク作品。
今回はオリジナルとの比較を書くため、本作、オリジナルともにネタバレあります。
オリジナルは2作ありますが、【ペット・セメタリー2】は特につながりがないので気にしなくて大丈夫です。
全体的にはオリジナルに近い展開ですが、名作と言われているオリジナルとは根本的に違う印象。、
個人的にはオリジナルを名作と感じなかったので、本作の方がやや好みです。
大きいと感じたオリジナルの違いは6つ。
生き返らせた猫のチャーチを殺さない。
主人公で父親のルイスが思い切りがいい。
死ぬのが幼い息子のゲイジでなく、娘のエリー。
レイチェルの姉ゼルダの死因が病気ではなく、レイチェルの行動の結果になっている。
オリジナルではルイスにアドバイスする霊のバスコーが完全に空気。
ラスト。アナザーエンディングがあるんですが、そちらはオリジナルのエンディングに近いです。
まずは猫のチャーチ。オリジナルではルイスがモルヒネを注射して2度目の死を迎えますが、本作では殺せず。
なんと、狂暴化してるのに捨てます、
その後は当然戻ってきて、黒幕かのように状況を眺めてます。、
次にルイスですが、個人の印象なので異論は認めるレベルで、オリジナルに比べてあんまり葛藤していません。
逆にチャーチを殺そうとする時の葛藤が違和感感じるくらい思い切りがいいです。
そして一番大きな違いの死ぬのがゲイジでなく、エリー。
オリジナルではゲイジだったことでクライマックスの展開に活きてくるんですが、本作は
エリーの方が色々と演出できることを優先
した様子。
ゲイジでは幼過ぎて、他人とコミュニケーションをとれなかったり、オリジナルのクライマックスでわかる通り、大人に対抗するのが難しいですし。
本作品においては、会話ができるという部分が大きいと思います。
逆にエリーにしてしまったことで不自然になってしまった部分もありますが。
また、エリー役のジェテ・ローレンスの演技は12歳の女の子とは思えない演技力は見どころだと思います。
役としては9歳らしいです。
個人的に違和感を一番感じたゼルダの死因。
どちらもゼルダは病気で死ぬのを願われていますが、オリジナルでは発作を起こして死んだはず。
しかし本作ではゼルダに恐れを抱いていたレイチェルが部屋に食事を持っていくのを避けた結果、トラウマレベルの展開に。
多分、オリジナルではなかったと思うレイチェルのトラウマ展開がちょくちょく描かれてます。
また、オリジナルでは結構大事な役割だったバスコー。
トラックに轢かれ、グロい死に様だったことは変わりませんが、病院で死んだ後、幻覚でルイスに警告を発しますが、その後はちょっと出てくるくらい。
オリジナルを見ているか、原作読んでないと、唐突過ぎて何をしている登場人物なのかまったくわからないと思います。
本作のラスト自体は見ていただくとして、オリジナルではゲイジをだまし討ちした後、ゲイジに殺されたレイチェルを埋めてもう一度やり直そうとする懲りてないエンド。
特典として収録されているアナザーエンディングは比較的これに近いエンディングになっています。
全体的に演出的な恐怖は増していますが、家族愛によってもたらされた悲劇という印象はかなり薄くなっていました。
これはちょっと覚えてないんですが、本作でエリーの中にいる何かは、他人の秘密を知っているらしく、その弱みにつけ込んでくるくるという設定もある様子。
特典映像で描かれているんですが、名前だけ出てくるティムという戦死した軍人は、そのせいで家族ごと焼かれたとのこと。
生き返ってウロチョロしている人間が、そんな秘密握ってたら、殺伐とするでしょうけどね。
あ、ちなみにオリジナルで自殺したお手伝いさんはいません。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(本作がキングの【ペット・セメタリー】かと言われると疑問ですが、オリジナルよりはわかりやすいと思います。)
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