【パラノーマル・アクティビティ3】
1988年9月3日、ごく一般的な家庭ですくすくと育つケイティとクリスティ姉妹の姿をホームビデオがとらえる。
そして9月24日、2人の少女は鏡の前にカメラを設置し、部屋の照明を落とした中で「ブラッディ・マリー」と唱え始めた。
すっかり怖い遊びに夢中の彼女たちは気付いていないが、ある映像がカメラに残っていた。
シネマトゥデイより。
ちょっと最近、ビギニングものって流行り過ぎなんじゃないの? と言いたくなるくらい、この作品もビギニングもの。
前作、前々作の姉妹が子供の頃の話で、両親が存命で、覚えてないという子供の頃の事実が明かされます。
前半の
ダルさが半端ない
ですが、中盤以降はグロいシーンはないものの、なかなかドッキリするシーンが。
個人的にはキッチンのものが一瞬で消えていて、驚いて呆然としていると……というシーンが印象的でした。
いまではP.O.V.が珍しくなくなったせいもあり、固定の監視カメラでの撮影も特に珍しくありません。
ただ、撮影技法で左右や上下に振って、戻ると状況が変わっているという方法があって、作品中で結構多用されているんですが、その方法が面白い。
普通なら監視カメラが動くと思うんですが、元々主人公となるデニスは売れないウェディングカメラマンなのでそんなものはありません。
そこで使われるのが扇風機。扇風機のファン部分を外して、カメラを設置することで左右に振れるという安上がりな方法。
実際の撮影を扇風機で行ったとは思いづらいですが、この発想はなかなか面白かったです。
そういえば、こういった作品って霊能者が出てきて、敵わないから逃げていくということはあっても、友人は信じないか、やられてしまうのが一般的だと思います。
にもかかわらず、この作品に出てくるデニスの友人はある出来事のあと、なんとかデニス夫妻が帰ってくるまでは待ちますが、見捨てて逃げるという利己主義に走る男らしさを発揮してくれます。
まあ、結局それが正解なんですけどね。
あ、ちなみにあらすじと予告にある『ブラッディ・マリー』のシーンは改変されていて、姉妹で行うシーンはありません。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(まだ完結はしてません)
【パラノーマル・アクティビティ3】<メディア
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コメント
enta_mattariサンの
「ダルさが半端ない」
と言う言葉に爆笑www
この3は観たことないのですが、
全作品に言えるような気がします(笑
いや!でも確かに迫力のあるシーンはあるのですが、その変化の遅さ;
睡魔にやられっぱなしですもん;
何故、アメリカ受けするか分かりません‥
自身のブログで
有り得ないお化けが出るより、
出るか出ないかの駆け引きがリアルなんだと書きましたが‥
間繋ぎ的の昼間シーンは早送り観のこうじぃ.‥
「ブラッディ・マリー」削除‥
日本で言う、四ツ谷怪談の、あの方ですからね‥
>♥m i w a♥Love Movie♥さん
コメントありがとうございます。
多分、こういう日常が徐々に狂っていくのが
好きな人にはいいんでしょうけど、投稿系は
全般的にこんなかもしれませんね。
>こうじぃ.さん
コメントありがとうございます。
むしろ、アメリカの方が動画を受け入れる
土壌があるので、アメリカの方が受けが
良さそうです。日本の方が日常的に動画を
撮影するという風習がないので。
>「ブラッディ・マリー」削除
完全削除ならともかく、組み合わせかえては
あるので、余計に意味不明です。
リアクションもおかしかったし。