女子高生の沙織(阪本麻美)は幼い頃、その存在を信じると、死ぬまで引きずられ続けるという妖女「ひきこさん」に襲われたが奇跡的に生還した過去があった。
そんな沙織は、とある事件をきっかけに再び「ひきこさん」を呼び起こす事となる。
それは、同級生の恵美(野崎亜里沙)が陰惨ないじめを受け、復讐のために行った「こっくりさん」がきっかけであった。
恵美はこっくりさんの根源である狐の霊に憑りつかれ、いじめっ子たちを次々に呪い殺していく。
その復讐に巻き込まれた沙織の深層心理で眠っていたひきこさんの呪いが反響する。
そして互いが邪魔になったひきこさんとこっくりさんが、ついに現世で対峙することとなった! !
公式より。
【ひきこさん VS 口裂け女】の悪夢再びというわけで、全然期待もしていないので、GEOが80円ディスカウントしているタイミングで視聴。
おもしろい! 怖いではなく、シュール過ぎて笑える。はっきり言えば、失笑します。
【ひきこさん VS 口裂け女】でのひっかき攻撃は健在ですが、今回は風切音はないし、わけのわからないタイミングで流れるBGMもないのでツッコミ分が足りません。
とはいえ、突っ込む部分はかなり多く、前半パートは陰湿ないじめが続き、明らかにいじめっ子グループの死亡フラグが立ちまくり。
それはいいのですが、いじめられている恵美が体操服を切り刻まれ、下着が見えるんですが、なんと黒!
いじめられっ子の下着が黒って違和感ありまくりだろと。
明らかに不審な人物から受け取った大学ノートに書かれたコックリさんの方法を見て、普通と違うからって魅入られてしまうとか。
せっかくのかわいい娘を特殊メイクで狐にしちゃって良かったのかとか。
コックリさんがひきこさんに対抗意識燃やしてるのはともかく、軍団作っちゃったよとか、
軍団の「ひっぱるぞ、ひっぱるぞ」って掛け声はどうなんだとか。一応、wikiに載ってるひきこさん対策ではあるけど。
復活したひきこさん、こっくりさんのひっかき攻撃を『手塚ゾーン』ばりに一歩も動かず、スウェーのみで避けまくりです。
というか、こっくりさんの距離感はおかしいんじゃないかと思います。
意識のある人間をただ引き摺っても、あんなに早く血は出ないだろとか。
この変な3つ巴の構図はなんなんだとか。
正直、そんなツッコミどうでもいいです。
終わってみれば、
ひきこさんが引き摺って殺したの一人だけ
ってどうなんだって話です。大事なとこなんで、2度目の赤字にしてみました。
これ、こっくりさん VS 口裂け女でも成り立つんじゃね? という作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★
(とりあえず、女子高生たち、みんな老け過ぎです。20歳以上ばっかりでしょう。)
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