【ファイナル・デスティネーション】

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クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発……。それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直前で、あまりの恐怖にアレックスは“この飛行機は爆発する!”と叫びパニックに。結局、アレックスとその混乱に巻き込まれた6人を残して離陸した飛行機は実際に爆発してしまう……。運良く生き残った7人だったが、やがて彼らは次々に怪死を遂げていく……。

allcinema ONLINEより。

予知夢を見た青年が『予兆』を参考に追いかけてくる『死』を逃れようとする人気シリーズの1作目。

シリーズを追うごとにグロくなる反面、CGっぽさが目立っていく上、ひねりを利かすしかないため、この1作目が一番わかりやすい。

ただ、1作目であるからこその『死神のルール』が手探りという状況が、細かい部分が気になる人は混乱してしまうよう。

死の順番が飛行機での席順に関係するんですが、『予兆』をもとに死を回避したのか、主人公たちが勘違いしただけなのか迷わされます。

この『予兆』、映画なのでしょうがないんですが、死ぬはずだった人間を殺すシステムなら、『予兆』なんていらないと思うんですよね。

そう考えると、『殺そうとする存在』と『助けようとする存在』の駆け引きのように思えて仕方がない。でも、そうすると、お笑いのモンスターエンジンのネタ

『神々の遊び』

を想像してしまい、ちょっとおかしくなってきます。最後の最後で主人公が「わたしだ」とか言い出して、ヒロインが「おまえだったのか」と問い返したところで、「暇を持て余した神々」になりそうで。

また、このシリーズ、大体がトラップの発動までが長くて、死ぬ時は一瞬というのがほとんど。なんですが、この作品だけ、何回も酷い目にあう人がいます。

ダメ押しの連続な上、最後には家ごと吹っ飛ぶという悲惨さ。女優としては長い尺出れて嬉しいかもしれませんが、さすがにかわいそう過ぎます。

この作品の本当の結末は続編の【デッドコースター】でわかるので、面白かった人は続編もどうぞ。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(みんなで痛い痛い言いながらでも観れる程度のグロさ)

【ファイナル・デスティネーション】詳細

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《関連リンク》

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レビュー
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コメント

  1. eiri より:

    私もこのシリーズ観てました。
    『死神のルール』の設定が興味深いですよね。
    このシリーズを観た後に『HEROES』でアリ・ラーター観ると、
    あの女の子がこんな美人さんに…と感慨深いです。
    サーキットのだけ見ていませんので、
    今度レンタルしに行ってこようと思います。

  2. この作品ですきなところが死神とかキャラクターではなく『死』という概念です
    ここらへんはやはり監督の感性?というか人種による違いかと独りで勘ぐってしまいます
    しかしアリ・ラーターが美少女すぎる!!

  3. enta_mattari より:

    >ジョージですが?さん
    コメントありがとうございます。
    人種の違いかもしれませんね。
    日本ってなんとなく転生するイメージありますが、
    西洋ってそういうイメージ浮かばないです。
    アリ・ラーターかわいいですよね。

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