【デッドライジング ウォッチタワー】

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ジャーナリスト、チェイス・カーター、彼の相棒の女性カメラマン、ジョーダンは、オレゴン州のゾンビパンデミックにより、政府機関、FEZA(ゾンビオーソリティ)によって、壁に囲まれたエリアの取材を試みる。

そこでは抗ゾンビウィルス薬<ゾンブレックス>によって、ゾンビウィルスの治療が試みられていたが、その薬の投薬は失敗、逆効果となってしまい,街中にゾンビウィルスが広がってしまった。

チェイス、ジョーダン、そして彼らとであった子供を探す母親のマギーそして謎の女性クリスタルは、政府がゾンビを消滅させるための空爆作戦の前に、この街からの脱出を図る。

公式より。

カプコンの人気ゾンビゲームの【デッドライジング】の実写映画化。

基本的にはゲームの【デッドライジング2】の世界観のようですが、主人公はゲームの1作目の主人公であるフランクと同様、ジャーナリストのチェイス・カーターに。

そのフランク自身もスタジオでインタビューを受けている形で登場しています。

ストーリーはゾンビが発生した世界で、ゾンビに噛まれても進行を抑制する薬『ゾンブレックス』を投与することで、隔離されつつも人間として生活をしている状況。

しかし、薬を投与しているにも関わらず、ゾンビ化する人間が発生してしまう。

そこからは一気に感染が広がり、ウイルスは空気感染するという情報を受け、隔離エリアは完全に封鎖。唯一の出入り口であるゲートでは、軍が近付く者たちを銃で退けていた。

チェイスは相棒のカメラマンとはぐれてしまい、隔離エリアにとり残されることに。

彼はなんとか外に出たジョーダンと連絡をとりながら、インタビューをしていた女性クリスタル、娘がゾンビ化してしまった母親マギーとともに、『ゾンブレックス』を探しつつ、隔離エリアからの脱出を目指すという展開。

なんとなくはゲームの雰囲気はつかめると思うし、ゾンビ映画としてはそれなりのクオリティだと思います。

パンデミック以降、隔離エリア内が無法地帯になり、バイオレンスな奴らが出てくる辺りも、いかにも【デッドライジング】らしいと思うんですよね。

ただ、【デッドライジング】のサイコパス化した人たちの正体が、元々サイコパスなのではなく、どちらかというと善人で、状況のせいで

サイコパス化してしまったというのがない

のが残念。

ゲームの方だとピエロとか帰還兵とかかなり悲しいエピソードなんですが、この作品ではピエロがゾンビとして出てくるぐらいの扱いになっています。

二転三転する陰謀の真相のおかげで飽きにくい展開になってはいるので、以前に作られた邦画というか、動画に比べたら全然楽しめるし、ゲームをプレイするきっかけになると思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(バトルが面白ければ、もっとおすすめ出来たと思う作品。)

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