【2ちゃんねるの呪い vol.1】

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オムニバスなので、まともにあらすじ載っている情報サイトもないので、久々に自分で一言あらすじ。

『おつかれさま』:心霊写真の処分方法をネット掲示板で聞いて、実践した女の子たちに起こる呪い。

『本当に危ない所をみつけてしまった…』:ネットで知り合った若者たちが死体が見つかっていないという廃校に行くと……。

『ウェブカメラ通話』:ウェブカメラで百物語をしていた若者たちの話。

『よどみのチェーンメール』:死んだ友人から送られてきたメールは呪いのメールだった。

『鮫島事件』:親戚の自殺の真実をたどると、謎の『鮫島事件』を扱ったスレッドへとたどり着く。

作りは粗いけど、ボチボチ怖いかなあ。ハーコン博士の映写室。で先にチェックしたからそう感じたのかもしれないけど。

これが1本の映画だったら酷評してた気もするけど、ショートが5本なのでつまらない話でも、耐え切れなくなる前に次の話になるし。

個人的に怖かったのは『ウェブカメラ通話』と『鮫島事件』。

『ウェブカメラ通話』はよくある話だけど、変にリアルな感じがちょっと怖い。

『鮫島事件』は元ネタを知ってるだけにオチをどうつけるのか気になってたんですが、なるほどねえというオチで納得。

まあ、普通真っ先に気づくことに気づかないのはどうかと思うけど。

『おつかれさま』も結構怖いんですが、オチが想像出来ていたので怖くなかったんですが、普段2ちゃんねるとか見てない人には怖いかも。

『本当に危ない所をみつけてしまった…』は正直、怖さがわからなかったし、『よどみのチェーンメール』はちょっとした【ファイナル・デスティネーション】でした。

ただ、この作品の怖さって根底に

『匿名掲示板の中にある悪意』

があるから、純粋な人には怖さが伝わりづらいんじゃないかな。

それにしても、ネット掲示板のリンク先をなんでもかんでもクリックしたり、信用する人たちって逆に怖いと思う。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(『おつかれさま』のような話は大なり小なりあるということが怖い)

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