前夜のビーチパーティの翌日、二日酔いの若者グループは太陽の鋭い日差しで起きた。しかし、予期せぬ恐怖が彼らを襲う。
グループの一人が砂浜に降りた瞬間、地中から現れる無数の触手に体を吸いつかれ、無残に切り刻まれ、血の塊となって地面に沈んでしまう。
ビーチそのものが肉食性の怪物と化していたのだった。
ありえない事態にとまどいながらも生き残った6名の男女は、砂浜に体を触れないように、故障した車、監視塔、サーフボードを駆使して、砂浜からの脱出を図るが……。
公式より。
海岸で騒いだ翌朝、なんでもなかったはずの砂浜が地獄に変わるという作品。
若者たちは監視小屋、車、ドラム缶の中にいるんですが、足をつくと食われながら砂浜に飲み込まれてしまうため、動けません。
車はパンクしてしまい、ドラム缶の黒人デブは離れた場所でどんどん日焼けしていきます。
サーフボードを足場にして砂浜から出ようとした男も逃げ出しきれず、じわじわと弱っていくという展開。
開かれた屋外にも関わらず、脱出を目指す
というなかなかないシチュエーション。
街中の公衆電話なのに逃げるに逃げられない【フォーンブース】もそんなシチュエーションではありますが。
もちろん、B級作品なので、もっとグダグダですけどね。
ちなみにひよどり祥子の【死人の声をきくがよい】というマンガで同じようなシチュエーションの話があるんですが、作品によってこうも違うものかと思わされます。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(買ってまで見るほどではないけど、テレビや動画、レンタルで見る分にはいいかなという印象。)
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