【アウトポスト BLACK SUN】
ナチス・ゾンビvs.特殊部隊! !
無数のゾンビを撃ちまくれ! SFソンビ・パニック最新作!
ドイツ科学者の軍人研究により、感染したゾンビ・ソルジャーが人類をつぎつぎに襲う!
公式より。
タイトルを何となくしか見ておらず、ジャケ借りしたら大失敗という流れ。
内容や設定自体はよくあるB級ホラーなので、まあ、普通。ただ、オリジナルパッケージと違い、2の文字がないため、続編だとは思いませんでした。
そのせいなのか、説明が省かれていて、初見では置いていかれます。
実際問題として、ただのホラー好きな視聴者で、
『EMP』が何なのかを知っている
という人がどれくらいいるのかと。普通の一般人って『EMP』が何なのかなんて知らないと思います。
ちなみに『EMP』というのは一般的な用語としては、電磁波パルスのことで、雷とか、すごい高さで核爆発が起こると発生します。
EMPが発生すると、電子機器とかが壊れてしまうので、車が動かなくなったり、携帯通じなくなったり、パソコンが壊れたり、おそろしく不便な状況に。
この作品の敵は、前作ではテレポートしちゃうような幽霊兵士でゾンビとは程遠かったそうですが、本作ではゾンビらしくなったものの、何故かEMP攻撃で倒せます。逆にそれ以外ではかなりタフガイです。
そのため、敵の拠点にあるゾンビを操るマシンをEMP攻撃で破壊しようと向かっていたんですが、主人公たちのせいで序盤で使用するはめに。とんだ疫病神です。
出てくるゾンビはそれほど多くないんですが、【バイオハザード】のゾンビのように撃ってなんとかなるタイプではないので、どんどんジリ貧に。
司令部では早く核爆弾落としちゃいたい感じで責任者に迫る幹部もいて、それなら高高度で核爆弾を爆発させて、EMP発生すればいいのにという身もふたもないことを考えたくなります。
結局、主人公のヒロインは、さんざんビビって、みんなに迷惑をかけて、おいしいところだけ持っていくという適当振り。
助けてくれた軍人さんたちに黙祷という感じの作品でした。
観終わっても、途中から当たり前のように出てくる『笑い婆あ』が何なのかわかりません。
オススメ度(10段階)……★★
(続編から数字とるのはやめて欲しい)
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