【制服サバイガール1】

シューティングゲームが楽しめるテーマパーク、“サバイバルランド”に来たさくら（飛鳥凛）ら7人の女子高生。突然、コスプレ姿で楽しんでいた彼女たちに向かって、敵役のスタッフたちが暴れ始める。敵に殺された人はゾンビ（ツタ人間）となってよみがえり、彼女たちはテーマパークの中を逃げ回るが……。

シネマトゥデイより。

よくある海外のＣ級ゾンビ映画に近い作品。しょっぱなから原因がコレかというのがわかっていて、それをなんでそんなことすんの？　っていう行動で感染が始まるっていう展開。

いや、まあ基本的にアイドル映画なので、高いレベルは望むのはちょっとという前提で、頑張った方じゃないかと思います。

ただ、キャラクター設定が固まっていないのか、時々言動がブレる人たちも。全般的にご都合主義や、常識ハズレな部分も多いので、

真面目な人には不向き

です。

ご都合の最たるものが感染の進行や知能。序盤で感染した数人は知能がある程度あるらしく、話はしないものの、行動が知能的。ただ、一番初めに被害にあう女子生徒にいたっては外見的に進行せず、影で妨害活動しています。

途中、被害にあう人たちは、殺されてすぐに姿が変わったり、ツタだらけにはなるものの喋れたり、すごく個人差が。アイドル映画なので女の子の顔が変貌しないのは当たり前なんですけどね。

また、後半、対抗手段が出来るんですが、感染しているはずの人間にかかっているのになんともなかったり、人気の度合い順に消えていくのかという切なさを感じさせられました。

オススメ度（１０段階）……★★★
（飛鳥凛好き以外にはどうでもいいんじゃないかと思う）

制服サバイガール I&II デラックス版 [DVD]