グレートバリアリーフ在住のルーク(ダミアン・ウォルシュ=ハウリング)は、小型船舶の配送業を営んでいた。そこに友人マット(ガイトン・グラントリー)とその恋人スージー(エイドリアン・ピカリング)、そしてマットの妹ケイト(ゾーイ・ネイラー)がバカンスにやって来る。彼らは穴場スポットでクルーズとダイビング楽しむが……。
シネマトゥデイより。
単純にシチュエーションとして、フィールドとしての『オープン・ウォーター』であって、【オープン・ウォーター】シリーズなわけではありません。
【オープン・ウォーター2】では船から跳び下りてしまい、昇れなくなり、その場に居続けた人々が描かれていましたが、こちらは逆に移動したケースが描かれています。
サンゴ礁のせいで船が転覆してしまい、沈むのも時間の問題。その場にいても助けが来る可能性が低いため、陸地を目指して泳ぐことに。
ここで珍しいことに6人中、2人が転覆した船の上に残ります。しかも、ありがちな残ったおかげで助かったとかでなく、その後はもう出てきません。
泳ぐことを決心するまでに半分くらい費やしているため、残り時間が少なくなってサメの行動が
やたらとアグレッシブ
です。
4人が泳いでいるだけなのに、執拗に狙ってきます。血が出てるわけでもないのに、ピンポイントで迫ってきて、食らいつくとかストーカーのようです。
一人ずつやられていくだけで、たくさんのサメに囲まれるということもないのに、何度も襲われるという不条理展開。せめて複数のサメを出していれば、そんな違和感感じなかったんでしょうけどね。
食われるシーンもまともに映らないので、人が減ったと思うだけで怖さは感じません。変にグロくするとリアルじゃなくなるので、さじ加減が難しそうですが。
オススメ度(10段階)……★★★
(タイトルが中身を現わしてなさ過ぎるし、もちろん巨大なサメなんて出てきません)
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