【トワイライトシンドローム デッドゴーランド】

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対人恐怖症で引きこもりの女子高生メイ(荒井萌)はホラーゲーム「トワイライトシンドローム」のイベント会場である遊園地に行く。

イベント進行のピエロのマスクをした男に案内された新作ゲームの体験プレイはコンピュータゲームではなく、死という罰ゲームが待っている知力・体力・精神力が試される体験型ゲームだった。

シネマトゥデイより。

【トワイライトシンドローム デッドクルーズ】とは逆に、案外楽しめた作品。まあ、多少の野暮ったさというか、チープさはありますが、大作でもないホラーなので、これくらいは合格点。

多分に【トワイライトシンドローム デッドクルーズ】のように知名度のある俳優ではなく、若手俳優をメインに据え、敵と戦うというよりはミッションクリアが目標というのが成功の要因かも。

ホラーって、究極的な選択として、逃げるか戦うしかないので、戦う能力がなければ逃げるしかなくなるんですよね。その対策として、【リング】のビデオのダビングのように~をすれば助かるっていうのは有効だと思います。そうすることで老若男女助かる可能性が出てきて、展開が読みづらくなるので。

この作品も遊園地を舞台にして、ピエロが出す条件をクリアすれば助かるようになっているのですが、【SAW】のように意地悪くありません。どっちかというと、比較的やさしいです。

ただ、その

罰ゲームがメチャクチャ。

ゲームの中とはいえ、ボウガンのようにポールが飛んできて、人間を遠くの建物に貼り付けにするとか、電撃で黒コゲとかインパクトだけは凄い。罰ゲームではないけど、人間を風船みたいに破裂させたり。むしろシュールです。串刺し&貼り付けに関しては、罰ゲームが誰かも決まっていないのに、固定のアトラクションをギミックにしているのがちょっと無理あると思いますが。

全体的に、こういう展開なんだろうなとか、こいつが次に死ぬのかなとか予想して観ても、外れると思います。かと言って不条理だというわけではなく、選択肢としてはあるけどなかなか選ばれない流れなので、気づくと魅入っていたりとか。

最後の最後で……な感じにはなりますが、昔のアメリカのティーンズホラー映画ってこんなだよなという懐かしさもw

オススメ度(10段階)……★★★★★
(結構神展開)

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