【見える子ちゃん】第4話 「やっぱり見える」
今回はお風呂回メインですが、原作がショートコミックでストーリーのつながりが薄いため、詰め込みが激しいです。
印象として4エピソードくらい詰め込んでる印象。
ゴッドマザーの力をもってしてもなんともならない見える力。
寝ている間も寝言でうなされている様子。
そんなある日の夜、弟の恭介と心霊番組を見ていたみこは、突然飲み物を買いに行くと言い出す。
これについてはCパートでみこ視点で何が起きていたのかが判明しますが、ここでは割愛。
自動販売機で飲み物を買おうとして自販機下に500円玉を落とすみこ。
拾おうと覗き込むと、そこにはちいさなおじさんが。
このところ怖い思いばかりしていたみこは去っていったおじさんの後を追いかけるんですが、そこには大きなおじさんもいました。
あまりのやばさに後悔するも、油断していただけに動揺を隠せない。
声が出てしまいそうになったところで、カラスが500円玉をかっさらっていきました。
光る物をとる習性があるとはいえ、夜なんですけどね。
そんな話で前半終了。
さすがに話薄過ぎない?
というところで後半、
学校で何か悩んでいる雰囲気の恭介。
同級生が尋ねると、姉のみこの様子がおかしいことが気になっているらしい。
意外にシスコンなんですかね。
話を聞いていた女子によると、それは恋で、自分の姉もそんな感じだったという。
気になった恭介は放課後みこの後をつけるんですが、本屋でみこが見ていたオカルトの本を下の段にあった恋愛本と勘違い。
そこからはお風呂回です。
いろんな手段で隠されているものの、お風呂で悩むみこのサービスシーン。
【エルム街の悪夢】よろしく脚の間から霊が現われるんですが、気を失ってしまったっぽい。
気がつくと霊がいないため、寝てしまったのかと思ったのもつかの間、浴室の隅にいました。
普通なら驚いて声をあげてしまうところですが、声を出してはいけないというのが身についているのか、悲鳴もあげません。
さっさと出ようとすると、霊が反応しているため、硬直状態に。
そこへ恭介が一緒にお風呂に入ろうとやってきます。
恭介は本屋で見た本にキスマークのことが書かれていたため、一緒にお風呂に入って確かめようとしていました。
彼氏ができたならなんで言ってくれないんだよという気持ちが強かった恭介でしたが、姉の裸を見て急に恥ずかしくなったのか、変な空気に包まれます。
しかし、そんな心の内を知らないみこは、恭介に背中を流してあげると提案。
もちろん、浴室にいる霊対策なんですけどね。
結局、霊はふたりが背中を流し始めると、また浴室の隅でおとなしくなりました。
恭介も直接姉に彼氏がいるかを尋ね、いないという返事に安心したようです。
お風呂シーン終了後も話は続き、翌朝起きるシーンから。
見えるようになってからのことを憂鬱に感じながら、食卓にいくと巨大な化け物が。
部屋いっぱいくらいの大きさですが、やはり家族には見えていないらしい。
いつも通り無視していると、冷蔵庫にあるプリンの話になる。
そして、去年父親がみこのプリンを食べてしまい、喧嘩になった話をしていると、化け物がみこをなめてしまったことで食事を断ってしまう。
変な空気の中、恭介が家を出て、続いて出ようとしたみこを両親と化け物が見送る。
不意に立ち止まったみこは家の中に戻ると、冷蔵庫のプリンをある部屋に持っていく。
そこには仏壇があり、遺影は先ほどまで自分に語り掛けていたみこの父のもの。
実はみこの父はプリンを食べて喧嘩になった後、亡くなっているのでした。
ふたりは仲直りできないまま別れることになっていたのですね。
アニメだけ見ている人にとっては、結構衝撃の展開です。
でも、実はよく見ていると、父親の発言って誰かの言葉に応えていても、父親の言葉に誰かが応えるシーンがないんですよね。
本当によくできています。
ただ、朝食シーンで読んでる新聞とかどうなっているんだか。
また、みこには霊や化け物の姿が見えたり、言葉が聴こえたりしていますが、ずっと父親のことが見えているんですかね。
とはいえ、お風呂回の後半に感動話を突っ込んでくる辺り、詰め込んでる感が強くなったのは否めません。
Cパートでは前述の通り、心霊番組中に何が起こっていたのかと、父親のコメントが描かれていました。
次回からある意味本編スタート。
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