第10話『迫りくる過去の記憶』
今回、真の黒幕が発覚するんですが、それ以外はほぼ拓瑠の過去語りです。
拓瑠の両親は忙しく、クリスマスプレゼントとして、靴下に1000円札を入れてしまうほど、雑な扱い。
放任していると言えばまだ聞こえがいいですが、どちらかと言えば育児放棄。
おかげで拓瑠はすっかりPCばかりいじってる孤独な子になってしまいます。
唯一心を許せる相手である世莉架だけが友達です。彼女も育児放棄されていて、暴力を受けたりすることはないものの、言葉による虐待を受けていたという印象を受けた様子。
拓瑠は世莉架を部屋にかくまうが、誰にも見つかることはなかったんですが、拓瑠は両親が自分の部屋に興味がないせいだと思っています。
と言っても、映像中ではわかりづらいですが、この時点での世莉架は拓瑠の想像上の友達で、久野里のいうところのイマジナリーフレンド。
両親が見に来たところで見えてないと思います。
そんなある日、ネットの都市伝説サイトでAH総合病院のことを知った拓瑠と世莉架は南沢千里の実験に遭遇。
世莉架にクラスのみんなに話せばいいと勧められ、クラスメイトに話をするんですが、嘘つき呼ばわり。
以前以上に不登校になっていきます。
そして、『ニュージェネの狂気』が起こり、指名手配された後、自らの潔白を証明した西條拓巳に憧れ、彼が現われるという渋谷駅へと向かい、そこで渋谷大地震に遭ってしまうのだった。
意識を失った世莉架を背負い、病院に向かう拓瑠は女性を助けようとしているクラスメイトに遭遇。
クラスメイトは女性のために水を求めてくるが、情報強者のつもりの拓瑠は危険だから離れるべきと伝えようとするが、コミュ障振りを発揮して全然伝わらない。
しかも、拓瑠は世莉架を背負っているつもりだが、実在していないので、クラスメイトには見えていません。
わけのわからないことを言う拓瑠を無視することに決め、女性のもとへ戻っていくクラスメイト。
病院にたどりついた拓瑠は両親に出会いますが、病院はすでにパンク状態。両親は拓瑠を連れて、別の場所に逃げようとします。
その腕を振り払った拓瑠は、クラスメイトや両親の言動に不満を感じる反面、自分の考えが正しいのか疑問を感じ始める。
すると、世莉架に会いたいと願う拓瑠の前に彼女が実体化。それが拓瑠のギガロマニアックスの能力だった。
話が終わる頃、拓瑠たちの前に世莉架が現われる。自分を生み出したのは拓瑠であること、拓瑠の心が壊れるのは自分の望みでないことを告げる。
他の人間にも危害を加えるつもりがないことも告げるが、鳴っている携帯に出るが、覚悟をするように忠告してくる。
電話から聞こえてきた声は聞き覚えのある声、養父の佐久間のもの。
佐久間は委員会の末端で、AH総合病院でギガロマニアックスの実験をしていたメンバーであり、この連続事件の黒幕だった。
彼の目的は発生してしまったギガロマニアックスを排除することで、世莉架は拓瑠を対象から外すことを条件に協力をしていたのである。
しかし、拓瑠が公開自殺をするというメールを出したことでその関係も決裂。拓瑠を殺させる前に佐久間を殺すと宣言する世莉架。
そんな拓瑠と世莉架に、佐久間は始まりの場所で会うことを提示してくる。
それにしても、佐久間のクズっぷり。ギガロマニアックスを監視するために養子として迎えた上で、平気で排除とか。
乃々を襲わせるのも酷いですが、結衣を殺させたことをなんとも思ってなさそうです。
結衣なんて、ギガロマニアックスの能力も発現していない普通の子なのに。本当に酷い死に方をしていただきたい。
ゲームをプレイしていないのでわかりませんが、佐久間ってギガロマニアックスではなさそうですが、何かの対抗手段あるんですかね?
あと、最初から最後までモブ化しつつある華ちゃんは見せ場あるのかも気になるところ。
次回は戦いの途中までとかですかね。
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