【闇動画8】

闇動画 レビュー
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『おつかれさま』

インターネット上の都市伝説を検証していたというテレビ番組。招霊術の一種を試してみた後、番組スタッフたちが導かれてしまった場所とは?

公式より。

『ひとりかくれんぼ』と一緒でタイトルと本来の中身が一致しないタイプ。

大元の都市伝説は、多分、あなたのウイルスに感染している可能性があるので、以下の手順で対策をしてくださいって書いてあり、試すとディスクフォーマットの手順というのと同じような迷惑犯。

ネットの掲示板で何かのリンクを見たり、何かのおまじないを試した人たちに、それが実は呪いだと言って、解除するためにとある儀式の方法を紹介して、最後に『おつかれさま』と書き込まれます。

で、前述の流れから察してもらえると思うんですが、実はそれが解除の儀式ではなく、霊を呼び込む儀式で、『おつかれさま』は『お憑かれ様』というオチ。

いまってネットで様々なことが調べられるので、デタラメなはずの儀式に下手に本当のことを混ぜる人間もいるので、絶対に間違っているとも言い切れないのが面倒くさい。

『ひとりかくれんぼ』も一人歩きしてるのでメチャクチャなルールになってますが、オリジナルは人形の中身を米にしてたはず。それを間違った儀式に使っているのがよろしくないと言われてます。でも、いまの『ひとりかくれんぼ』ってそこすら省いてるんですよね。

まあ、実際にこの話も儀式をやったというだけで、別にそこはあまり重点を置いておらず、ただのきっかけ。

収録後、スタッフとADが車で帰るのにナビに住所を入れるんですが、ナビに従って着いたのは見知らぬ地域。何度か入れ直してみても、やっぱり本来の目的地にはつきません。

ナビが示した住所に辿りついたふたりはそこが墓場だと知るんですが、その直後、恐怖が襲います。

ナビのメッセージがオカマみたいで笑ってしまうんですが、現実にこの状況で、このパターンに遭ったらたまったもんじゃないでしょうね。

映像的というよりも、共感したら怖いタイプ。

『爆光』

アジア大陸某国の上空から撮影されたスマートフォンの動画。降雪が美しい山岳地帯を何気なく記録していた映像提供者は奇怪な現象に遭遇した…。

公式より。

飛行機の窓から外をスマートフォンで撮影してたら爆発が映ったけど、何の爆発の光かわからず、ニュースにもなってないみたいというだけ。

不思議ではあるけど、別にそれ以上でもそれ以下でもない。よくわからないけど、石像が落ちて爆発したっぽい。

『帰り道などない』

フリーライターが集団自殺の様子を隠し撮りした映像。しかしその集団自殺には驚くべき別の目的があり、撮影者は巻き込まれてしまうことになる!

公式より。

【封印映像】シリーズの『練炭自殺の女』も最終的にこんなオチなのかなと思った話。

『練炭自殺の女』同様、集団自殺を募って集まる人々。ただ、こちらでは追跡ではなく、ライター自身が潜入しています。

薬を飲む振りしてやり過ごしたライターでしたが、ライター含め4人いた志願者のうち2人が、もう1人の意識がない志願者を運んでいくので、後をつけることに。

意識のない志願者に何かをしているようなんですが、見つかってしまい、逃げ出すんですが、何故か車のところに戻ってしまいます。

映像中の会話であった自殺が成功するように置かれた謎のタロットらしきものの効果かもしれません。

逃げながらも何かをされていた志願者のもとに戻ると2人はおらず、良く見ると身体に穴が開いていて、そこから血が流れ出しています。

その後、ライターも襲われて、トランクに放り込まれたところで映像は終わっています。

その吸血鬼かもしれない2人が何故カメラを送ってきたのか、目的が不明という謎な展開の作品。

内容的には怖いんですが、映像としてはそれほど怖くないです。

『牢獄』

映像提供者は東南アジアにある洞窟を観光で訪ねた。かつて牢獄として使用されていたそこで数多くの罪人たちがその生を終えたというのだが…。

公式より。

洞窟に人の顔らしきものが映っているんですが、言われなければ気づかないレベルなので、そう見えるだけですと言われてしまうとそうかもと思ってしまうでしょう。

なんか、今回のインターバル的なネタは違和感が少ない代わりに、「それで続きは?」と聞いてしまいたくなります。

『邪教』

人気オカルト番組に投稿されてきた映像。地元の人間は誰も近づかないという建物に侵入した投稿者たち。そこで待ち受けていた数々の怪異現象とは?

公式より。

3人の若者が廃墟に入ってみたら、変なご神体や儀式の後があり、探索を続けていたら怪異現象がというもの。

はじめは3人で行動しているんですが、徐々に離れたり、近づいたりしながら探索を続けている様子。

しばらくして、カメラを持っている人物が仲間に声をかけようとすると、3人の人影が。

思わず隠れるんですが、よく見ると3人のうち2人は友人で、最後の1人は自分に見えます。

様子をうかがっていると、3人は車に乗って去っていってしまい、カメラを持った男は置いてけぼりに。

見ていて、もしかしてカメラを持っている人物が実は霊で、だから隠れたというオチかと思ってしまいます。

しかし、そこでパニックになるカメラの男に、建物の2階から仲間の声が呼びかけてきます。もちろん、車はありません。

カメラの男が声をかけても会話は成り立たず、意を決して廃墟の中に入っても、同じ言葉が聞こえるだけで姿は見えず。

その後、撮影者はわからないんでしょうけど、怪異現象が映ってたなと思ったら、悲鳴で終了。

今回の長めの3本は

映像的な怖さは少ないですが、割とじわじわ

来ました。ちょっとパターン化してきた感があったので、それを含めて変化を感じます。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(説明がなくても許されるのが投稿動画系の楽なところですね)

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