【闇動画13】メディア
闇動画13[DVD]
今回は長めの3本。間に小ネタや一発ネタとか一切ありません。
長めだとリプレイばっかりになる作品も多い中、基本リプレイの尺稼ぎはなし。
ただ、無意味なシーンが多いのを投稿系ならではととれるか、ダルいと思うかで評価は分かれるところかも。
個人的には【闇動画】シリーズの中では上位に入る面白い巻だと思います。
『神社の怪』
会社の研修旅行の下見に行ったという映像提供者。
帰り道で同僚とともに林の中にある神社に立ち寄るが、同僚の様子が次第におかしくなっていく。
その神社は異界への入り口だったのか?
公式より。
神社のある林に入っていくんですが、投稿者が用をたしに離れます。あとでわかったことですが、その間に同僚が何故か笑いながら林を撮影していた様子。
しかし、声が途中で女性の声になっているように聞こえます。
さらに進んでいくと深夜にも関わらず、女性の姿が見えたため、ふたりは気味悪がりながらも、そちらの方に行ってみることに。
不思議なことに社についても女性の姿はなく、同僚は社の中に入ってみようとか、具合が悪くなったりと、様子がおかしくなっていきます。
同僚の調子が悪く、動ける様子でもないし、先ほどの女性が気になった投稿者は、社の周りを回ってみますが、裏の方で咳が聞こえただけで何も見えず。
仕方がなく、具合の悪い同僚と帰ることにするんですが、何度も靴ひもを結び直すために座り込む同僚。
何度か振り返って様子を見ていると、いつの間にか同僚が倒れています。
結局、その後、会社を休み続けた同僚は、退職したらしく、自分も会社を辞めてしまったため、どうしてるのかわからないとのこと。
ずっと暗い状況での映像で、必要以上に長い映像を流しているので、もしかしたら説明がないだけで何かが映り込んでるとかあるかもしれません。
『出会い系の女』
アダルトビデオの監督が出会い系サイトで知り合った女性と会う様子を撮影していた。
2人は女性が案内するアパートへと向かうがそこで驚愕の事態が起きる!
公式より。
アダルトビデオ関連だと、【封印映像】シリーズの『犬神の呪法』や『人形の家』を思い出しますが、ちょっと趣が違う様子。
出会い系で知り合った明るい感じの女性と交渉をすると、自分の家に来ないかと誘われます。
行ってみると普通の家で、和気あいあいと話しているんですが、女性は実は部屋が兄の部屋で、もうすぐ帰ってくると言い出す。
しまいには困惑したAV監督をほったらかしにして、風呂へと向かうんですが、声をかけても返事がありません。
兄が帰ってくると聞かされているAV監督は、意を決して風呂場の扉を開けると……という展開。
その後、色々と起こるんですが、
何も知らずに見た方が面白い
ので、あえて省略します。
ただ、ちょっとグロいので苦手な人は注意が必要かも。
この話、内容を知ってから見ると、序盤の外で会っているシーンが怖くてたまりません。
『窓の人影』
今はなき廃墟と化したリゾート施設にて発見された映像。
そこには心霊スポット探検をする撮影クルーが信じがたい怪奇現象に巻き込まれていく様子が記録されていた…。
公式より。
廃墟になっているリゾートで撮影をしていた女性タレントと男性スタッフふたり。
廃墟とはいえ、リゾートだった建物にもかかわらず、照明がないと本当に闇という状況。
男性スタッフはディレクターと、ADのようなんですが、このADが元々なのか、超常的な何かのせいなのか、ミスを連発。
替えのバッテリーを車に忘れてとりに行ってる間、ディレクターとタレントは暗闇の中、撮影を敢行。
しばらくして、明らかにディレクターを呼ぶADの声が聞こえるんですが、ADに叫び返しても名前を呼んでくるだけ。
苛立ったディレクターがタレントを連れて、ADのもとへ行くと、ADはわけがわからない様子で呼んでないと言う。
撮影を続けようと戻っている最中、建物の窓に黒い人影が見え、確認するためにその部屋に行くことに。
しかし、部屋には誰もおらず、壁際に黒いしみがあるだけ。ディレクターはそのしみが見えたんじゃないかと言うんですが、現場は2階なので外からは見えるはずがありません。
お互い納得がいかないため、ADが外から確認をするために撮影をすると……という展開。
投稿動画系というよりは、C級ホラー映画のようなショートフィルムとか、モキュメンタリーっぽいという印象でした。
意外と楽しめるんですが、状況の都合上、画面が真っ黒なシーンが多いのが難点。演出上、真っ暗な必要があるので、しょうがないんですけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(あい変わらずムラが激しい)
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