【飯沼一家に謝罪します 4】
番組自体の真相は代役として出演した良樹がおかしくなった原因を追究された矢代氏が、良樹の母の要求で撮影した謝罪番組ということが判明。
矢代氏の現在については不穏な表情を浮かべる良樹の母でしたが、良樹は家におり、取材をさせてもらえることに。
ただ、2階に上がる際、特殊な作りなので気づく人も多いと思うんですが、謝罪番組のラストで矢代氏が「『四十九日の裁き』を受ける」と言ってあがっていった階段と酷似しています。
というか、多分同じ階段です。
2階は暗く、部屋に入るとベッドで寝ているらしき相手に呼びかけますが、反応がありません。
というか、布団をかぶっているため、誰だかもわからず、手足だけが見えている状態。
そこからいきなり場面が変わり、良樹の母が良樹が飯沼家で撮ったという写真を見せてくれます。
ただ、そのどれもがおかしな写真ばかりで、人間の容姿がどこかしら歪んでいたり、ズレていたりします。
1枚にいたっては、真っ黒で何が写っていたかもわかりません。
他には箱に入った茶色い紙があり、良樹の母もスタッフも少なくともわからない体でしたが、儀式の際に書いていた紙と思われます。
良樹は現在の状態になるまで謎の輪を作っていて、「向こう側にいくのに必要なんだ」と言っていたらしい。
明正はそんな良樹を自分の身代わりになったと気にかけ、毎年リンゴを送っていたとのこと。
良樹の母は先ほどは語らなかった矢代氏について、『四十九日の裁き』を受けてもらったというが、土地の風習とかでなく、矢代氏が考えた儀式らしい。
良樹の母は呆れるような口調で、「あれじゃダメ、中途半端な知識で儀式なんてやっちゃダメなんですよ」というような言葉をつぶやく。
まるで、『四十九日の裁き』を見たような口ぶりなので、やはりこの家で行われたのでしょう。
スタッフが去る際、なぜか絶対に放送するように念を押す良樹の母。
TVerで見ると言ったのは、この作品がTVerで配信予定だったので、お遊びでしょう。
その後、変にサイドミラーが強調されるので何かの映り込みがあったのかもしれませんが、わかりませんでした。
その後、まとめみたいな映像があり、飯沼家の2階にいた謎の人物や、室内を回っているときに隠れようとした人物が明正で、なぜか取材時に隠そうとしていたことや、ハワイ旅行の映像として送られてきたものが国内のいわくつきのスポットの数々だと提示されます。
ここで終わりなのかと思ったら、さらに明正に連絡がつき、二度目の取材に応じてもらえることに。
いざ話そうとすると、明正は妻と息子を人払いして、包みをスタッフに見せます。
厳重に縛られた包みを開けると、中にはビデオカメラとテープが。
テープをセットし、映像を確認すると、飯沼家で暗い中、立ったままテレビを大音量で見ている父母娘の3人が。
部屋を映しながらふと3人がいた部屋を振り返ると、3人が撮影者の方に向き直っています。
撮影者は慌てて逃げだしていって映像は終了。
スタッフは映像内に良樹が作っていたというリングと似たものを見つけており、明正に一枚の画像を見せる。
それは良樹の母が何が写っているかわからないといっていたものを画像処理したものだった。
明正は完全に目を泳がせていて、何かを隠していることは間違いない。
スタッフは明正は知らないと言っていたが、良樹の家にリンゴを毎年送っていることを指摘した上で、画像に写っているのが明正だと確認をとる。
返事をしない明正に対して、画像を見せながら「オカルトにはまっていたんですか?」と確認をとるも無言。
映像が流れながらテロップの画面で「すいません」という声で終わり。
良樹のものとして見つかっていた儀式で使われていた紙には、良樹が書いたらしい『数学の成績』の他は『明正』と書かれていました。
全4回ということなので、ここまでの情報で考察はできるんでしょうね。
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