【封印映像30 シャドーピープル 包帯少女】
『さっちゃん』
実家を取り壊すことになり、最後の記念に撮った映像。
誰もいるはずのない押入れから物音が・・・
公式より。
取り壊す前に実家を撮影にきた夫婦。
古い家だけにねずみがいたり、暗かったり、変な音がしたりと気持ち悪い。
妻がちょくちょく不平をこぼしたり、何か言うと、普段は温厚な夫がイライラしだす。
撮影を続けていると、他にも不自然な状況があり、夫が襲われるという展開。
ちゃんとしたハウスホラーのドラマや映画として作っても面白そうな感じ。
夫を襲うもののビジュアルが怖いというより、どちらかというと汚い感じなのが残念でした。
とはいえ、リアルなら、これはこれで怖いと思います。特に爪のくだりはぞっとしました。
『ダム湖』
ダム湖で釣りを楽しむ様子を捉えた映像。帰り道、背後から投稿者を襲う異質なモノとは!
公式より。
若者ふたりが釣りにきて、大物がかかったと思ったものの、明らかに異常なため、釣り糸を切る。
その後、特に釣果もなく、近くにあった靴を湖に放って帰ろうとするんですが、靴を放った男性が寒がり始めます。
どんどん具合が悪くなっていく中、背後から妙な音が聞こえてくる。
そこに現われたものを見たもうひとりの男性がうずくまる友人を引っ張って逃げると、家に着くころには落ち着いたんだそう。
後日、スタッフがあるフリーライターに聞いたところ、そのダム湖は人を沈めるのに使われていたらしい。
まあ、見た瞬間、想像できるんですけどね。
『離苦悲唄』
民謡に関する問い合わせと一緒に送られてきた映像。
女性がゆったりとした民謡を歌い始めると次々と奇怪な現象が起こる
公式より。
母親の遺品の中に見つけた歌を歌っている女性が吐血して、亡くなるというもの。
歌っている最中にノイズが出て、不気味な声が女性に合わせて歌うのが聞こえてきます。
驚いた撮影者が撮影を中断しますが、歌っていた女性が楽譜を見て不審な動きをしたものの、特に何もないので再開します。
すると、再びノイズが走り、歌っていた女性は吐血して倒れます。
その後、撮影者も耳が聞こえなくなってしまうという展開。
歌っていた女性が倒れた後、メトロノームがメチャクチャ早くなっているのが細かくていい感じ。
最終的なオチがどうでもいい小ネタレベルで、起きている現象の方が怖いかも。
『シャドーピープル 包帯少女』
マンションの監視カメラの映像。深夜、廊下に黒い人影が映る。
霊能力者ジョンに霊視を求めるが・・・・
公式より。
マンションの監視カメラに黒い影が映るというもの。
調べていくと、ある女性の部屋のインターフォンを現実に鳴らしていたんですが、夜中だったため、出なかったそう。
ただ、話をよく聞いてみると、近くの公園で包帯を頭に巻いた少女に声をかけられたという。
どうやら優しくしてくれた人に憑いてしまうパターンのようです。
で、お馴染みのジョンが霊と交渉するという流れなんですが、相変わらずもったいぶりが過ぎて、モヤモヤします。
結局、女性の部屋に行くことはなくなるらしいですが、
なんの解決にもなってない
ような。
それにしても、黒い霊をシャドーピープルと呼ぶなら、投稿系の多くはシャドーピープルなんじゃないですかね。
オススメ度
シリーズとしてまた安定してきましたが、やっぱり序盤の勢いは戻りそうもないですね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(3巻単位でネタの系統が似るのはなんとかならないんですかね。)
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