【封印映像2 呪殺の記録】
『怨念人形』
娘の誕生日プレゼントの人形に異変が起こるというもの。
プレゼントというには、妙にボロい木箱に入っている上、汚れた市松人形という嫌がらせとしか思えない逸品。もう婆さん、ボケてるのかと。
娘は変な出来物が出来てしまっていて、かわいそうなことになってます。
動画の方は、お婆さんが笑い出すと人形の目が開き、音声が聞こえるというものなんですが、触れられないテーブル下の足っぽいところに白い手が見えるのは意味がないのか疑問です。
とりあえず、怖いというより娘かわいそう。
『アイドル撮影会』(おことわり)
アイドルの個人撮影中に頭のおかしい奴が乱入してくるというだけの動画。
おことわりシーンでは硫酸をかけるんですが、小瓶に入った硫酸をかけようとした場合、無防備な相手でもなければ反射的に顔をかばうものです。
実際、動画でも顔をかばっているのに、綺麗に顔面から胸まで焼け爛れた上、死んだように身動き一つしません。普通、うめきます。
そんななので、頭のおかしい奴が際立っただけの動画でした。まあ、似たようなのはアイドルイベントや自称ファンの中には大抵いますけどね。
『呪殺の記録』
取材中、流れで超能力の実験をすることに。スプーンが切れたり、花瓶が割れたりする中、プロデューサーを撮影してみると、体が欠損した写真が映る。
その後、そのプロデューサーが事故でバラバラになってしまったため、色々と調査してみると……というもの。
巻のタイトルになってる割に
どうでもいい話。
『家探し』
カメラで撮影しながら、借りる家を内覧しに行った際に映った映像。
押入れの中に足が見えたり、お札があったりで、不動産屋と言い合う状況に。しかも、撮っているのを忘れたというカメラを家で見ると、不動産屋の背後に女性の姿が。
もうアシスタントにしか見えないレベルではっきり映ってます。
『廃墟探訪』(おことわり)
廃墟ブームの中、ナビゲイターとともに廃屋巡りをしていると、首吊り死体を発見してしまう。
人形くさい上に、推理漫画じゃないですが、椅子の高さと首つりの高さがおかしい感じ。とりあえず、死体は1日経過しており、下には胎児の死体が。
色々とツッコミどころ満載の話ですが、この巻では一番怖いんじゃないかと。
あと、この話には解説されてない不可解な映像が映ってます。普通に気づくレベルなので、仕込みなんでしょうけどね。
オススメ度
オススメ度(10段階)……★★★★
(1巻同様、投稿系のホラービデオが好きなら、まあまあ楽しめるかも)
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