【封印映像43 御井戸様】
『ブランコ』
ナンパに失敗して意気消沈で帰路につく様子を撮影した映像。
怪音に導かれ公園に辿り着く投稿者たちを襲うモノの正体とは!?
公式より。
ブランコが勝手に動き出し、ふたり組のひとりが倒れ、もうひとりが逃げ出す。
倒れた連れが心配になって、ブランコに戻ると、連れがブランコに座っていて、上を見上げている。
見上げてる先には……という展開。
ブランコものって、映ってるもののビジュアル次第だよねって思わせられる1本。
『古民家探し』
ある女性からの投稿映像。田舎の物件探しの記録用として撮影した映像には、
体調が悪くなり倒れてしまった自分の姿と映ってはいけないモノが・・・
公式より。
田舎の古民家を探しに、不動産屋と山の中にある家に行った話。
不動産屋が鍵をとりに行ってる間、周辺を散策していたら真っ暗に。
こういうちょっと歩いてる間に真っ暗になる話って、むしろその
時間泥棒みたいな状況の方が怪現象
のような気が。
それはともかく、霧だかガスだかわからないものが流れてきて、投稿者は気を失ってしまいます。
古民家探しの記録用に撮っていたカメラは撮影を続けており、ノイズとともにあるものが映っていたておいう展開。
怖くはない。
『サバイバルゲーム』
地方の森でサバイバルゲームをした際の映像。
山中で仲間を見失い探すが、その場所は曰く付きの場所だった!
公式より。
サバイバルゲームを終えたものの、友人のひとりが見つからず、探しにいく投稿者。
異様な暑さを感じ始めながらも、友人を探し続けていると、うつ伏せに倒れている人物を発見。
仰向けにしてみると、血まみれの遺体。
驚いていると、茂みから男が現われ、ナイフのようなもので投稿者の胸を刺します。
男は消え、友人たちが投稿者を見つけますが、胸の傷は見当たりませんでした。
後日、胸が痛くなり、病院に行くと、外傷がないのに胸に穴が開いていたという展開。
『御井戸様』
民俗学を研究するサークルに所属していた男性からの投稿。
フィールドワークとして訪れたある地方で撮影した映像には、
説明がつかない驚愕の光景が映っていた!
公式より。
民俗学の研究のため、とある地方の旅館に泊まった投稿者と友人。
神事が行われるため、外出禁止と伝えられるが、民俗学としての興味から、当然見に行ってしまいます。
正直、外出禁止の時期に泊める旅館もどうかと思うんですけどね。
結局、神事をのぞき見しているのがバレ、逃げ出すんですが、友人とはぐれてしまう投稿者。
様子を見に戻ってみると、友人が捕まっていて、信じられない光景が……。
予告を見て、住民たちが舞を見る神事みたいのを行っていて、彼らが吸血鬼とかそういうオチかと思ったんですが、全然違いました。
昔、神様が倒しきれなかった妖怪がいて、どうやら井戸に封じ込められているらしい。
住民たちはそれを抑えるために、神事を行っているとのことが後の取材でわかります。
友人がホラー映画なら間違いなく死ぬテンプレキャラっぽいのが苦笑い。
オススメ度
全体的に他の投稿系作品と比べて、特徴がなくなってきた感じがします。
もっとも、40本以上になっているので、しょうがないのかもしれませんが。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(あんまり怖いという印象のない巻でした。)
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