【飯沼一家に謝罪します 3】
前回のラストで連絡がついた『幸せ家族王』のディレクターだった松本修一を取材するところからスタート。
現在はテレビの仕事ではなく、不用品の仕分けのような作業をしているように見える松本元ディレクター。
松本の話によると、成功した家族にはハワイ旅行の映像を送ってもらうよう頼むらしいんですが、その映像がおかしかったとのこと。
普通はハワイのきれいな風景や、楽しい雰囲気を撮って送ってくるものだが、雰囲気がおかしい。
映像は1999年8月21日で、トンネルや、山の中を歩いている様子。
トンネルの中らしき場所では、花が供えられているのを眺めているような様子も映っています。
日付も1999年8月24日と3日経ってはいますが、どうやらハワイではなく、日本にしか見えません。
さらに1999年8月26日、1999年9月1日と進んでいきますが、まったく意図がわかりません。
特に9月1日の映像は、息子の明正が撮影しているように見えるんですが、母親と娘らしき人物はなぜかカメラ側ではなく、壁等を向いて顔が見えませんでした。
さらにもうひとり謎の女性がおり、その女性はカメラを避けるように2階へと姿を消します。
その人物のことを聞こうと明正に連絡をとろうとするが、連絡がとれなくなっていたため、家族が住んでいた地域で聞き込みをすることに。
すると、テレビに出ていた明正は明正ではなく、別人だという人物が。
深掘りしようとさらに取材を続けると、飯沼電気工業の社員だった長沼貢にたどりつきます。
ここで裏付け情報として、明正は当時ひきこもりで、父母はそれに悩んでおり、番組では社員の是澤の甥である岸本良樹を代役に立てることにしたらしい。
良樹本人も東京に行ってみたいということで行かせたが、帰ってきたら元気がなくなっていて、ひきこもるようになってしまったという。
やがて良樹は喋らなくなり、病院に行っても原因不明だと言われてしまう。
良樹の母は責任を感じて東京での出来事を調べてもらい、儀式を行ったという矢代氏に尋ねてみる。
すると、矢代氏は儀式がよくなかったのかもしれないと言うので、良樹の母は謝罪を求めることに。
それが『飯沼一家に謝罪します』という番組で、池田IC食品という会社も、そのために良樹の母が知り合いに頼んで設立したものでした。
この際の良樹の母の謝罪をさせたというときの表情が個人的には怖かったです。
そして、当の良樹はどうしたのかというところで今回は終了。
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