夜魔猫亭綺譚

朗読と語りのヤマネコギンでございます。妖はなぜ人間に働きかけてこようとするのでしょう。知って欲しい、見つけて欲しい、そんな思いがあるのなら正体を現して伝えてくれば良いものを。見ようとすると消える、捕まえようとすると逃げる・・・そうして我々は...

朗読と語りのヤマネコギンでございます。人が人の幸せを願う祈りに相反するもの、人が人の苦しみや死を望む「呪い」。古来より、藁人形、呪符、生霊飛ばしなど様々な方法が使われてきました。しかし、人を呪わば穴二つ。相手に届こうと届くまいと必ず呪った方...

朗読と語りのヤマネコギンでございます。大昔に大和朝廷に従わず悪鬼とされた「まつろわぬ民」たち。日本の神話には語られてこなかった歴史は確かに存在するのかもしれません。しかしそれが時を経て、呪いのために利用されるなどということがあるとするなら、...