難読/朗読で誤読されがちな言葉たち
朗読や読み上げソフトの修正の際、読み間違えやすい言葉を紹介しています。
難読(上級)
- 注連縄:しめなわ
- ちゅうれんなわ
- 読み方を聞いたら、こういう漢字なんだとなる筆頭。神社とかにあるしめなわのこと
- 祝詞:のりと
- しゅくし等
- 音として聴いたことはあるものの、漢字としては意外と知らない単語。神道の祭祀で唱えられる言葉。
- 漸く:ようやく
- しばらく/ざんく
- 変換できてしまうため、漢字で書かれるものの読めないパターン。
- 尽く:ことごとく
- あまり漢字で表記されないため、難読となっている単語。〇〇づくしという言葉もあるので、意味はなんとなくわかるし、言われればこういう漢字なのかとなる。
定番(中級)
- 汎用:はんよう
- ぼんよう/ほんよう
- ぼんと読める漢字なので、誤読が多いパターン。
- 踵を返す:きびすをかえす(くびすをかえす)
- かかとをかえす
- 高確率でかかとをかえすと誤読される。漢字がわかる人に起きやすい。
- 嘘を吐く:うそをつく
- うそをはく
- 吐く単体だとどちらかわからないが、嘘がからむとつくになります。
誤読とまでは言わないが、最適ではないもの
- 最奥部:さいおうぶ
- さいおくぶ
- 正しくはさいおうぶですが、慣用句としてはさいおくぶが使われているため、間違いとは言い切れないパターン。
- 酒呑童子:しゅてんどうじ
- さけのみわっぱ
- 漢字としては本来しゅてんどうじですが、酒呑童でさけのみわっぱと表記する人がいるため、なんとも言えなくなってる単語。よしなまとホロライブのさくらみこが酒呑童子をさけのみわっぱと間違えたせいでややミーム化してる節もある。とはいえ、朗読等の際はしゅてんどうじと読んだ方が無難。
- 疾く;とく
- はやく
- 意味的に速いに使われるため、はやくと読まれやすいですが、この場合はとくになります。ただ、続く言葉で読み方が変わる面倒な漢字。
ネタ枠
- 好々爺:こうこうや
- はおはおじい
- 人のよいおじいさんのこと。そうそう出てくる言葉でもないし、急に中国みたいな読み方をしないので、ネタ枠に。むしろ、朗読者の136さん以外で聴いたことない。
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