【The Night Way Home | 帰り道】 | アオホラ Game of Horror

【The Night Way Home | 帰り道】

主人公のりなは母とのふたり暮らしを寂しく思っていた。

学校では隣町で家に帰りたくないと言っていた少女が行方不明になったという噂が立っている。

りなは帰り道の駅である少女に出会うのだが、そのやりとりをきっかけに怪物に追われるようになってしまう。

りなは無事に自宅へと帰ることができるのかというストーリー。

いままでのシリーズではなかった1人称視点と3人称視点が切り替えられるシステムが加わったものの、自分の好きな視点でしかプレイされないため、あんまり恩恵を感じない様子。

また、本作の特徴であるパニックシステムがかなり不評。

恐怖を感じると溜まっていき、マックスになると転倒。

一応、光のあるところで回復はしますが、とにかく転ぶので、全然進まないんですよね。

転んでいる間は基本的に攻撃されないので、あんまりゲームオーバーにはなりません。

もっともパニックがないとかんたん過ぎるので、難易度を上げるのに必要だったんでしょうね。

チラズアートの新作はリリースと同時に動画/配信競争になりますが、投稿されるチャンネルが増え過ぎて、ゲーム自体の評価にも影響が出てきている印象。

エンディングは1種類。

自宅へとたどり着いたリナですが、部屋を見て回っても誰もいない。

化け物に追われての帰宅で、母親の不在を余計に寂しく感じます。

すると、インターホンが鳴り続け、カチカチという音がしたと思うと、リナは気を失う。

目が覚めると、どうやら自分の部屋で横になっているようだった。

ふとドアに目をやると、ドアがゆっくりと開き、誰かが入ってくる。

入ってきた女性はリナの母親で、娘の様子を見て何かを察したらしく、手当てをするものを慌ててとりにいく。

リナが自分の腕を見ると、ザックリと切れて血が流れていた。

しかし、リナは腕の傷を見ながらも何かを納得している。

リナの腕に包帯を巻きながら、娘に寂しい思いをさせていたせいだと悔み、泣いてしまう母親。

いつもしっかりしていて、バリバリ仕事をしている強くたくましいお母さん。

そう思っていた母親が目の前で、自分に包帯を巻きながら泣いている。

そして、ふたりは抱き合うのだった。

リナは化け物となった少女に思いをはせますが、少なくとも作品中では少女の正体は不明。