2009年映画としての価値は0に等しいのにもっともオススメしたい作品NO.1の作品。
とりあえずあらすじ。ちなみにネットレンタルなどのあらすじは語弊があるように思います。
だいたい緑色じゃないし。
郊外にある病院で秘密裏に死者を生き返らせる実験が行われていたが、捜査の手が伸びてきたことを知った院長は実験段階の遺体を沼へと廃棄するように指示を出す。
その頃、キャンプ場では単位の足りない学生たちが、教授とともに調査に来ており、沼から這い出したゾンビに襲われ始める。
また、管理事務所のスタッフたちや、学生たちから連絡を受けた警官隊も動き出すのだが……。
焦点が定まらないストーリーのため、ネタバレを多少してもこれが限界。
で、このDVDを観る際の注意ですが、
ぜひ音声は日本語、字幕を吹き替え用字幕ではなく、日本語にして
観ていただきたい。
よく戸田奈津子さんの訳が超訳と言われてますが、この作品の訳は超どころか亜空間です。
いわゆる意訳ですらありません。
ぜんぜん下ネタ言ってないところで下ネタになってたり。メガネをかけている学生がいるんですが、彼にいたっては語尾が「~メガネ」ですよ。
「~にゃん」とかよりありえません。
また、院長の秘書みたいな女性がおっぱい要員としているんですが、そのシャワーシーンとかでも、そんなこと言ってないんじゃないの? という発言を延々してます。
他にも見どころと化すアクションシーン。
管理事務所の女性隊員で、ハリセンボンのはるかみたいのが大活躍するんですが、行動自体が意味不明で、ゾンビはゆっくり近づいてくるんですが、何故か逃亡はしません。
ちょっと逃げては戦うの連続です。
本当に全編くだらねえと言いたくなる作品だし、グロいシーンもほとんどありませんが、ここまでやると言葉の下ネタたくさんのコメディ映画と思えてくるから不思議。
借りたらぜひエンディングテーマのゾンビ音頭もちゃんと吹き替えのまま聴いていただきたい。
話のタネにレンタル1枚分の値段を払う価値はあると思います。
オススメ度(10段階)……★
(バカ映画としてのオススメ度は★★★★★★★です)
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