るエデン野生動物園。開園間近のある日、診療所で治療を受けていた猿が獣医を血祭りに上げ、駆け付けた警備員も食い殺して外へ逃げ出す。
やがて動物たちに原因不明の病原菌が広がり、猛獣ライオンは底なしの食欲で襲い掛かってくる。
さらにキリンやコアラまでもが凶暴化し……。
シネマトゥデイより。
【メガ・シャーク】シリーズとかで有名なアサイラムのパニックホラー。
死んだはずの猿が生き返ったと思ったら、研究員たちを襲って殺すところからスタート。
その野生動物園エデンに責任者の女性エレンが娘とともに新人たちを連れて研修にやってきます。
警備員たちに新人たちを紹介するんですが、研究員たちに連絡がつかないことに気づき、研究室へ。
そこはあからさまに何かがあった状況で、研究員たちは殺され、猿たちは警備員たちも襲い、研究室から逃げ出してしまいます。
エデンには稀少な動物もいるため、封鎖するんですが、助けはなかなか来ない状況。
猿を変異させた謎のウイルスは本当に謎で、状況から察するに空気感染するらしい。
何が謎って、空気感染で猿からゴリラやキリン、ライオン、コアラなんかに感染しますが、何故か
人間には感染しません。
他の動物と比べたらよっぽど猿に近いはずなんですけどね。
そんなわけで封鎖された園内を逃げ回るはめになるんですが、構成が微妙に独特。
普通、こういう状況ならエレンが主人公で、男性とともに事態の収拾を目指すというのが一般的。
ところが、このエレン。娘ですら動物と戦うくらいなのに、ほぼ何もしません。建物に立てこもって通信するだけ。
その間、警備員や新人たちは動物たちに追い回されているんですけどね。
逆に警備員や新人たちは、メンバーが入れ替わりながらもエデンの様々なゾーンを移動して大奮闘。
アニマルゾンビもCG丸出しなんですが、意外と気にならず、楽しめるんじゃないかと。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(鳥エリアのおばさんのやられてんのに余裕あり過ぎ。)
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