【幽霊より怖い話 VOL.1】
『袋』
出張マッサージで訪れた女性の家にあった謎の袋の話。
女性は変な傷あるし、部屋は変な臭いするし、ねずみは大量にいるし、袋から変な肉片出てくるし、その袋が何故かカサカサ動くし。
すごく気持ち悪い。
でも、結局女性の正体も、袋の中が何なのかもわからず、オチも意味不明。
柳ユーレイが出ていること以外、特に感想もなく、ただひたすらモヤモヤした感じが残る作品。
『女優ストーカー』
自分の脚本を映画化出来ることになった監督のもとへ、自分は女優だから使って欲しいという女性がやってくる。
それ以来、電話やメールが届き、自宅にまで押しかけてくるようになるという話。
美人のヤンデレという話ではなく、パッケージになっている陰気そうな女性で、とても偏った作品でしか主演なんてさせられない感じの女性。
ただ、おかしな人とは思う反面、妙におとなしいし、聞き分けもいい。しばらくすると忘れたように来るんですけどね。
送られてくる電話やメールと同じ人物とは思えず、違和感を感じます。監督はイライラしてるので、完全に決め打ちしてますが。
正直、監督の不用意な行動の方がハラハラします。殺すと言っている相手が来てるのに、チェーンがあるにしても鍵開けちゃうとか不用心です。
自分が殺す側だったら、間違いなくチェーンカッター用意していきます。なんか武器代わりに傘持ってますが、役に立つとは思えません。
色々あって、監督の怒りが爆発。話し合いに来た自称女優とともに外へ行きますが、すぐに帰宅。
そういう話なのかと思ったところで、状況が一気に変化していきます。
この巻の3話では本当に幽霊より怖い話。
『妄想監禁』
足を怪我した主人公の女の子のもとへ次々に謎のメールが。
メールに添付された画像には友人(?)や、友人に貸したはずのバック等が。
イタズラなのか、何のかもわからず、友人にも連絡がつかない。目的もわからないメールはなんなのかという話。
意味がわからない。映像だけ観ている限りだと、メールに添付された映像を見て、女の子がキャーキャー悲鳴を勝手にあげてるだけ。
観ている側として、どうしていいのかわからなくなる作品。
全体を通したら、柳ユーレイや、愛川ゆず季、石井めぐるとか出てて、当時はそれなりに豪華だったんだろうなって思います。
ただ、このシリーズ、よく4本もリリース出来たなというのが正直な感想。
オススメ度(10段階)……★★★
(2話目の『女優ストーカー』は実際にありがちな内容なので、確かに怖い)
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