【予言】

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里見英樹(三上博史)は、妻・綾香(酒井法子)と娘とともにドライブ中に、電話ボックスで古びた新聞を見つける。そこに掲載されている記事に目を通すとそれは自分の娘の死亡記事だった。

シネマトゥデイより。

【感染】同様、一瀬隆重がプロデュース、東宝配給で『Jホラーシアター』と銘打って始まったブランドの作品。

本当は6監督、6作品をリリースするはずが、この【感染】、【予言】で大ゴケしたらしく、3作目の【叫】にして、すでに東宝が配給のみに。残り3監督はリリースなしです。

こちらはつのだじろうの『恐怖新聞』を原作に、【リング0 バースデイ】の鶴田法男が監督。もっとも、

原作というよりはアイデア程度。

未来のことが書かれた新聞が届くことと、それを読むと寿命が減るということだけ。

一応、『恐怖新聞』の主人公と同名の『鬼形レイ』という人物も出てきますが、起きていることへの裏づけ程度です。当然、原作の悪霊は登場しません。

また、【感染】が人間の『闇』の部分を捉えた作品だとすると、【予言】は『光』を表わしているような印象。

主人公の里見を演じる三上博史が惨事を避けるためには恐怖新聞を読むしかなく、恐怖新聞を読めば寿命が削られるというジレンマが厳しい。

その葛藤がみどころなんですが、どうも当時の三上の演技は『ハンサムなヘイポー(fromダウンタウンのガキの使いやあらへんで)』なので、申し訳ないですが変な演技で笑ってしまいます。

多分、新聞を回数読ませるためなんでしょうが、チャンスがワンチャンスじゃないことがイマイチ緊張感がないのもあるんでしょうけどね。

そういえば、奥さん役で酒井のり子、教え子で堀北真希とか出てます。

オススメ度(10段階)……★★★
(怖いと思ったのは異形の男が這ってくる感じのシーンくらい)

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レビュー
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