狼男族だけでなく、仲間である吸血鬼族からも追われる身となった後に、人間に捕まってしまった女戦士セリーン(ケイト・ベッキンセイル)。
12年もの眠りから覚醒(かくせい)した彼女は、その間にも収束することのなかった吸血鬼族と狼男族の戦いに、両種族の能力を奪おうと人間が加わっている混沌を極めた状況を目の当たりにする。
吸血鬼族、狼男族、人間が入り乱れる壮絶な戦闘の最中に、セリーンは戦いの行方を大きく左右する存在となる少女と出会うが……。
シネマトゥデイより。
ヴァンパイアとライカンとの戦い、内輪もめ、過去話ときて4作目。
混血種である恋人のマイケルとともに逃亡を続けていたセリーンも、第3の勢力となった人間たちに捕らわれてしまう。
12年後、研究所で目覚めた彼女は、ヴァンパイアの青年デビット、もうひとりの試験体であった少女イヴと行動をともにすることに。
その逃走中、ライカンの襲撃でイヴが噛まれてしまうのだが、なんと素手でライカンの身体を引き裂くという剛腕を発揮。
なんと、彼女はマイケル同様混血種だった。しかし、初めての変異だったのか、具合を悪くして、ヴァンパイアたちのアジトへと。
その後もライカンと戦いながら、ライカンとヴァンパイアの能力を研究して、手に入れようとする会社アンティジェン社からイヴを取り戻すという展開。
1作目、2作目はゴシックな雰囲気もあり、良かったのですが、都市部や近代施設の中での戦いがメインになってしまったので、
【バイオハザード】シリーズと差別化が図れなくなってきた
感が強いです。
単にゾンビやクリーチャーがライカンになっただけって印象なのと、人間が弱過ぎて、どうやってヴァンパイアを絶滅寸前まで追い込めたのか不思議なレベル。
もちろん、その辺は裏事情があるんですが、それを踏まえても無理っぽいです。
もちろん、演出やアクション自体は良質なので面白いんですが、どうしても後発のシリーズだけに比較されると厳しいかなと。
あと、ラストが尻切れトンボ過ぎ。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(色々ともったいない)
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